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6月11日 函館11R 函館スプリントS(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 夏競馬の開幕を告げる短距離重賞で、サマースプリントシリーズの初戦にも位置づけられる一戦。小回りコースに多頭数がひしめくため、不利に泣く馬がしばしば現れるレースでもあり、波乱は珍しくない。

1.先行力はあるか

 以前は時計が掛かるレースとしてお馴染みだったが、近年は1分7秒台で決着することが普通になっており前が止まらない。速い時計がマークされるようになった16年以降の7回で連対した14頭中、12頭は4角5番手以内だった。

2.距離短縮が優勢

 過去10回で、距離短縮組は[5-4-6-40]で複勝率27.3%なのに対し、前走も1200mだった馬は[4-5-4-65]で複勝率16.7%。時計が速くなったと言っても、洋芝のため開幕週でも相応のパワーが要求され、距離短縮組が幅を利かせやすい。

3.軸は若い馬

 過去10回で、3歳馬は複勝率38.9%、4歳馬も複勝率31.8%あるのに対し、5歳馬は複勝率18.4%、6歳馬は10.3%、7歳以上馬は14.3%。軸は若い馬から選ぶのが良さそう。

 ムーンプローブは近走の走りを見るに、距離短縮が合っていそう。ここ2走は控えているがゲート自体は早い馬であり、スプリントの流れにはいきなり対応してきそうだ。

 キミワクイーンはオーシャンSを除いて1200mで安定。洋芝も合っており今回も好走は必至だ。ヴァトレニはメンバー随一の洋芝巧者だが、スピード勝負だと分が悪い。その点から一枚評価を下げた。

 ディヴィナシオンは追い込み脚質がどうかも、速い時計の小回りはベスト。流れが向けば一発はあり得る。以下、ここ2走はついていない面もあるトウシンマカオ、ダート向きも先行力魅力のテイエムトッキュウ、昨年は強い内容で4着だったレイハリア。

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