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10月2日 中山11R スプリンターズS(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 秋のGI戦線の開幕戦。近10回で3番人気以内が9勝しているように有力どころが戴冠するケースは多いものの、紛れの多いスプリント戦なだけあって紐荒れは珍しくなく、2桁人気も10回で7頭も馬券圏内に食い込んでいる。

1.上がり33秒台のキレ味が必要

 新潟開催だった14年を除く過去9回中、8回で勝ち馬は上がり3ハロン33秒台の末脚を使っていた。先行スピードを活かして押し切りを図るタイプは近年あまり勝ち切れておらず、末脚のキレ味が要求されやすい。

2.より長い距離の実績に注目

 昨年の覇者ピクシーナイトはそれ以前にマイル重賞を勝っていた。他にも、一昨年の覇者グランアレグリアはマイルGIを2勝、19年の覇者タワーオブロンドンは1400m以上の重賞を3勝。16・17年連覇のレッドファルクスは以前に1400mを主戦場にしていた馬で、15年の勝ち馬ストレイトガールはヴィクトリアマイルを、12・13年連覇のロードカナロアは安田記念を勝っていた。

3.軸は前走好走馬

 新潟開催だった14年を除く過去9回で、前走1着馬は[4-3-3-19]で連対率24.1%、前走2着馬は[3-2-0-17]で連対率22.7%、前走3・4着は[2-2-2-17]で連対率17.4%だが、前走5着以下は[0-2-4-65]で連対率2.8%。

 メイケイエールは4着だった昨年当時より心身ともに成長しており、かつ好走条件に合っているため人気でも逆らい難い。枠順などによって難しい立ち回りになる可能性はあるものの、登録段階としてはひとまず最有力候補と見ておくのが妥当だろう。

 穴目ではサンライズオネストに注目。重賞勝ちこそまだないが、元々マイル路線を歩んでいた馬で、1200mより長い距離の重賞好走歴もある。中山コース、上がり勝負に対応した実績も持ち、立ち回り次第で食い込みも可能と見る。

 シュネルマイスターは脚力上位だが、1200m未経験という点がネック。さすがにいきなり勝ち切るのは難しいだろう。トゥラヴェスーラは内を突ける差し馬で一発の魅力がある。ただし、中山ではどちらかというと時計が掛かってほしいタイプだ。

 以下、地力で一枚落ちるが安定感抜群のナムラクレア、コース替わり歓迎のヴェントヴォーチェ、休み明けでもう一度だけ見直したいダイアトニック。

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