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1月17日 中京11R 日経新春杯(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 今年で68回という長い伝統を誇る中距離重賞。ハンデ戦ということもあってトップクラスの参戦は稀だ。昨年は格上挑戦で勝ったモズベッロが宝塚記念でも3着と好走、一昨年は菊花賞以来のグローリーヴェイズが制して暮れには香港ヴァーズで戴冠を果たすなど、明け4歳馬や上がり馬がここでの好走をきっかけに飛躍していっている。

1.フレッシュな馬

 過去10年で4歳馬が8勝。全体で見ても[8-4-1-20]で、連対率36.4%、複勝率39.4%と圧倒的だ。なお、18年は明け6歳のパフォーマプロミスが勝ったが、それまで休養期間が長く当時まだキャリア12戦目だった。キャリア豊富なベテランより、若い馬やキャリアの少ないフレッシュな馬を重視したい。

2.大敗馬の巻き返しは困難

 過去10年、前走で0秒6以上離されて負けていた馬は[2-0-2-77]で複勝率4.9%しかない。GI大敗後の馬が人気になることが少なくないが、昨年はレッドジェニアルが1番人気で7着、一昨年はアフリカンゴールドが4番人気15着、15年はサトノノブレスが1番人気11着、タマモベストプレイが2番人気7着、14年はラブイズブーシェが3番人気8着など、勢いが途切れた馬は苦戦を強いられている。

3.ローテーションに注目

 リニューアル後の12年3月以降に行われた中京芝2200mの古馬混合戦の成績を前走のコース別で見てみると、出走数が10以上あるコースを複勝回収率順で並べると、上位は小倉芝2000m、東京芝2400m、福島芝2600m、中京芝2000m、中京芝2200m、阪神芝2000mの順。ローカル小回りや内回りコースからの臨戦に妙味がありそう。

 クラージュゲリエは今年で5歳だが、キャリアはこれが9戦目でフレッシュさは十分。2・3歳時は重賞戦線で活躍していたように素質は高いものがあり、前走のアンドロメダSでは復調気配を見せた。今回はさらに上積みがありそうで、今後の飛躍に向けた勝利を期待したい。

 アドマイヤビルゴは地力上位も、本質的には根幹距離向きで2200mがカギ。前々走は同条件を勝っているが、あのレースは道中がドスローであまり参考にならない。大穴ならミスディレクション。非根幹向きで逃げたらしぶとい馬。条件絶好で、楽に逃げていきそうなここなら残り目があっても驚けない。

 ヴェロックスは復調気配も条件微妙。直線が短いコースの方が合っているだろう。以下、ある程度先行できればチャンスはあるサンレイポケット、19年ジャパンCの走りからして2200mはギリギリこなせそうなダイワキャグニー、前走は位置取りが悪かったサトノソルタス。

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