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9月12日 中山11R 京成杯AH(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 昨年は前日までの雨の影響が残って1分33秒台の決着だったが、2年前は芝マイルのJRAレコードを更新する1分30秒3がマークされた。例年、中山の秋開催は野芝のみを使用した馬場で行われるため、春開催などと比べて速い時計が出やすくなる。

1.スピードタイプの台頭

 一昨年は距離延長で挑んできたトロワゼトワルが4番人気で勝利。昨年も距離延長のボンセルヴィーソが13番人気で3着した。路盤が改修されて以降は距離短縮組やパワータイプが幅を利かせる年が続いていたが、近年はマイル以下から臨戦するスピードタイプの活躍が増えてきている。

2.先行力があるか

 改修直後は差しがしばしば決まっていたが、ここ2年で3着以内に好走した延べ6頭はいずれも4角3番手以内。スピードが求められるようになったことで、先行力の重要性も増してきている。

3.前走着順に注目

 新潟開催だった14年を除く過去9年で、前走1着だった馬が5勝。複勝率は36.8%に上る。また、前走2・3着馬も複勝率は30%を超える。対して、前走4・5着の馬は複勝率12.5%、前走6-9着の馬は複勝率11.8%、前走10着以下の馬は複勝率14.3%。ハンデ戦の割には前走好走組の存在感が大きい。

 グレナディアガーズは春の目標だったNHKマイルCで3着も、差し馬が台頭する中で4角2番手から踏ん張っており負けて強しの内容だった。今回は初の古馬相手、初の中山と未知数な面はあるが、昨年暮れに朝日杯FSをレコードで勝利しているように時計勝負は歓迎。いきなり勝ち負けを期待したい。

 コントラチェックは中山巧者で距離延長もプラスのはず。前走の着順が悪いため評価を下げたが、妙味十分で狙いは立つ。トラインは戦績が地味だが、デビュー時はクラシックで戦えるという評価を受けていた馬で、重賞でも噛み合えば好走は可能。毎年のようにディープインパクト産駒が好走するレースであり、血統的にもマークは外せない。

 スマイルカナは昨年より斤量を背負うことになりそうなのがどうか。中山巧者だが、近走内容も含めて今回は半信半疑。以下、開幕週の馬場合いそうなマルターズディオサ、馬場次第だが末脚堅実なカテドラル、距離短縮プラスのバスラットレオン。

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