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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

4月10日 中山11R ニュージーランドT(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 桜花賞と同じ週なので牝馬の上位陣は不在になるのが通例で、牡馬のマイラーもトップクラスは皐月賞にチャレンジすることが多い。さらには18年からアーリントンCが翌週に移動してきたため、そちらにもメンバーが流れるようになった。混戦模様になりやすいレース。

1.馬格が必要

 阪神開催だった11年を除く過去9年の勝ち馬で、最も馬体重が軽かったのは12年のカレンブラックヒルで466kg。9頭中6頭は480kg以上だった。馬体重459kg以下の馬は[0-1-3-36]で複勝率10.0%と苦戦傾向にある。

2.キャリアの少ない馬

 3歳春にもなれば7戦以上キャリアのある馬も全く珍しくないが、過去9年のこのレースでキャリア7戦以上の馬は[2-1-3-41]で複勝率12.8%しかない。対して、キャリア5戦以下の馬は[5-6-3-48]で複勝率22.6%。キャリア3戦以下に絞れば[4-1-1-11]で複勝率35.3%。

3.穴は距離延長

 過去9年、距離短縮のローテで挑んだ馬は[1-2-1-20]。複勝率は16.7%あるが複勝回収率は47%しかない。また、前走もマイルだった馬は[5-4-3-46]。複勝率は20.7%だが複勝回収率は54%。対して、距離延長のローテで挑む馬は[3-3-5-47]。複勝率は19.0%だが複勝回収率は115%。人気薄での好走は特に前走1400m組が多く、まれに前走1200m組の激走もある。


 ワーズワースはダートでデビュー2連勝中。前走の1勝クラスは後方からの立ち回りとなりながら同日の2勝クラスの勝ち時計と同タイムをマークしており、素質はかなりのものがありそうだ。今回は初の芝が未知数ではあるが、リオンディーズ産駒で母系も芝の活躍馬を出している血統であるからこなせてよいと見る。

 シュバルツカイザーは同舞台で2連勝中。いずれも好位から押し切る強い内容で現状でも総合力は高い。馬格があって今のパワーのいる馬場も合いそうだ。ドゥラモンドは距離短縮プラス。前走負け過ぎなのがどうかも、このメンバーなら巻き返しを期待できそう。

 アヴェラーレはデビュー2戦をいずれも快勝しており素質は高い。今回は初の中山でパワーのいる馬場がどうかだが、良血なだけありいきなりこなしてきてもおかしくないだろう。以下、中山はこなせそうだがおそらく過剰人気になるバスラットレオン、中山で安定しているユキノファラオ、スクリーンヒーロー産駒で中山は合いそうなブルーシンフォニー。

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