丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

4月10日 中山11R ニュージーランドT(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    3

    相手

    4

    6

    7

    9

    14

    15

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    3

    2着

    6

    相手

    4

    7

    9

    14

    15

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    3

    2着

    7

    相手

    4

    6

    9

    14

    15

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【母の遺伝子を継承】アヴェラーレが、GIIIのステージに踏み出す。母アルビアーノはスワンS、フラワーC優勝、NHKマイル2着、高松宮記念3着。素直で我慢強く、スピードを武器とした、目元の柔らかいグラマラスな牝馬だった。一番仔の娘は新馬戦の体重は424キロ。華奢な柳腰、案の定ダッシュがつかない。道中幾度かブツけられ不利も被ったが、ハミをとりエンジンが点火するや、レースの上がりを1秒2上回る33秒8を繰り出し外強襲。

 二戦目の春菜賞は2キロ増。今度はスタートに留意、好位のポケットに進め体力も温存できた。ペースはスロー、馬群はひと塊り。直線外に持ち出すまでワンアクションを必要としたが、直線半ばで一気にワープ。上がり2Fは推定10秒台を計測、きれいな加速ラップを描いており、これなら距離延長も不問だろう。調教の強度を上げつつ馬体はふっくら。トリッキーな中山マイルへの対応準備は整った。

 当面の目標はバスラットレオン。夏の札幌・芝1800mでデビュー勝ち、時計のかかる洋芝で33秒6という出色の上がりを計測した。以降4戦はすべて重賞。スピードを持て余し折り合いを欠きながらも朝日杯FSは1分32秒8で4着、シンザン記念は1分33秒7で3着。前走は自己条件に回ったが、1勝クラスに入ると馬っぷりが違うな。後続の脚音が近づくのを待ち、低い姿勢を保ちつつ追い出し開始。緩さの残る造りでも後続をアッサリ2馬身半差に退けた。元々稽古は桁違いに動くが、漸次贅肉をそぎ落とし精神面にも進化がうかがえる。

 まとめて負かせばサトノブラーヴ。母シェルズレイは、チューリップ賞・ローズS2着。ディープインパクト産駒のシャイニングレイは、ホープフルS・CBC賞勝ち。現4歳レイパパレは大阪杯を完勝、サイレンススズカ級のスピードスターに確変した。父がオルフェーヴルにかわり、弟はムチっと肉厚な芦毛。この兄弟特有の独特な気合い乗り、470キロという数字以上に大きく見せる。オルフェ男子は、急かせると危ない。初陣は前半1000mは59秒2のミドル、後方で追い出しのタイミングをはかっていたが、上がりは33秒5。正味2F・ほぼ全馬をごぼう抜き。1分21秒8という走破タイムは、同日の古馬3勝クラスと0秒1差。一週前の春菜賞より0秒3速かった。

 タイムトゥヘヴンの母キストゥヘヴンは桜花賞馬(他にフラワーC、京王杯AH、中山牝馬S勝ち)。二走前の京成杯はスピードの違いでハナへ、逃げて2着。弥生賞は好位の競馬を課したが、力み多く6着失速。父はロードカナロア、マイラーだった母の特性と合わせ、距離短縮は妙案。中間南Wコースで6F追いをビシビシと課し、身体も鍛えている。ドゥラモンドも朝日杯FSの7着はともかく、きさらぎ賞は明らかに距離が長かった。中山1600mはアスター賞で経験済み。ワザモノは一戦ごとにレース精度を上げている。

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