netkeibaデスクの予想

netkeibaデスク

お気に入り

お気に入り

登録済

最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

1月17日 中山11R 京成杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 皐月賞と同じ中山芝2000mで行われる3歳重賞。2010年にのちのダービー馬エイシンフラッシュがこのレースを制したこともあるが、開催が進んだタフな馬場状態の中で行われることもあってか、基本的にはクラシックに繋がりにくいレースとなっている。

1.スタミナを要するレース

 近5年の平均勝ち時計は2分1秒7で、平均上がり3ハロンは36秒1。時計の掛かる決着になる傾向にあり、豊富なスタミナが要求されやすい。ハービンジャー、バゴ、ノヴェリストといった重厚な欧州血統を父に持つ馬の活躍も多い一戦だ。

2.終いの脚は必要

 タフな条件であるからスピードだけで粘り込むのは困難で、終いまで末脚を持続できる馬が中心となる。過去10年、前走の上がり3ハロンタイムが2位以内だった馬は[8-5-7-42]で複勝率32.3%なのに対し、上がり3ハロン3位以下だった馬は[2-5-3-74]で複勝率11.9%。

3.前走凡走馬の巻き返しは困難

 過去10年、前走で3着を外していた馬は[2-2-1-59]で複勝率7.8%。すでに重賞・オープンを使って壁に当たった馬よりは、勢いのある馬を重視すべきレース。

 ディクテイターは500kgを超えるルーラーシップ産駒で豊富なスタミナがありそう。まだ身体が緩くて本格化は先という印象ではあるが、前走休み明けを快勝したように現状でも水準以上には動けており、また今回の中間は徐々に動きが良化していて力を出せる仕上がりにありそう。時計のかかるこのレースなら通用して良いだろう。

 プラチナトレジャーは一瞬の脚が魅力で、小回り替わりは良さそう。ただ、これまでの実績や血統からして外を回す競馬がどうかという面はあり、枠順や立ち回りがカギになってきそう。タイムトゥヘヴンは前走圧勝も、馬場が向いた面はあった。今回が試金石だろう。

 ヴァイスメテオールは素質高くこれから活躍してきそう。ただ、京成杯というレースが合うかは未知数。おそらく東京や京都が合っている馬だろう。以下、休み明けどうかも条件は合いそうなテンバガー、長く良い脚を使うラカン。

このレースの予想一覧