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1月18日 小倉11R 愛知杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 真冬の牝馬中距離重賞。今年は京都競馬場改修工事に伴う開催日程の変更のため、9年ぶりに小倉で開催される。牝馬限定戦になって以降に小倉で行われた10・11年の愛知杯、そして過去10年の冬から春シーズンにおける小倉芝(11年-19年1回開催、10年3回開催、11年2・3・5回開催)の成績を踏まえて傾向を探っていきたい。

1.中・長距離指向の血統

 過去10年の冬から春シーズンにおける小倉芝2000mの成績(新馬・未勝利除く、牝馬のみ)を種牡馬の着別度数順に見てみると、1位から順にハーツクライ、マンハッタンカフェ、ダンスインザダーク、ジャングルポケット、ハービンジャー。夏と比べて時計が掛かりがちなこともあって、中・長距離志向の重厚な血統が活躍しやすくなっている。なお、ディープインパクト産駒は[0-3-2-25]で、このシーズン牝馬は勝ち星がない。

2.差し・追い込みが優勢

 小倉芝2000mは2コーナーから4コーナーにかけてだらだらと下っていくコース形態であり、他コースに比べて後方待機組に展開が向くレースになりやすい。牝馬限定戦ともなるとなおさらその傾向が顕著になるのか、11年の愛知杯は前総崩れの結果となっており、10年も勝ち馬こそ好位で立ち回った馬だったが、2-5着は道中後方待機から上がり3F3位以内の末脚を使った馬が独占した。

3.ローカルに替わっての巻き返し

 昨年はエリザベス女王杯で11着に敗れていたワンブレスアウェイが巻き返し1着。16年は前走マーメイドSで15着だったバウンスシャッセが一変して優勝している。ローカルに舞台が替わる以上、前走中央場所での結果はあまり参考にならない。


 レイホーロマンスの巻き返しに期待。前走の万葉Sで上がり2位の末脚を使って4着と善戦するなど、長い末脚はまだまだ健在。17年の再転入後は小倉で勝ち上がっており、18年の小倉記念では強敵相手に最速の上がりで4着と、小倉への適性も見せている。牝馬限定ハンデ戦ならチャンスは十分にあるだろう。

 アルメリアブルームは初重賞挑戦となった前走のエリザベス女王杯で8着。勝ち馬と0.7秒差なら悲観する内容ではない。過去の戦績からして持続力を求められるレースの方が合っており、ここで巻き返しを期待できるだろう。パッシングスルーは前走秋華賞で10着。京都が合っていなかったようで参考外としたい。ローカルで見直したい。

 ポンデザールは前走展開が全く合っていなかった。それ以前に4連勝しているように能力は確かで、この馬もローカルに替わって一変する余地は十分にありそう。以下、パッシングスルーと同じく前走はそもそもコースが合っていなかったフェアリーポルカ、距離どうかも小倉で2戦2勝のカレンシリエージョ、実績上位のデンコウアンジュ。

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