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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

1月12日 京都11R シンザン記念(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 年によって出走メンバーのレベルにバラつきがあるものの、近年の勝ち馬からアーモンドアイ、ミッキーアイル、ジェンティルドンナと3頭のGI馬が出ている。また、2016年は2着のジュエラー、2017年は3着のペルシアンナイト、6着のアルアインがその年のGIを制しており、1月の3歳重賞としては例外的に大物の出現を期待できるレースだ。

1.距離延長は割り引き

 前走で1600m未満の距離を使われていた馬の勝利は09年のアントニオバローズが最後で、過去10年の成績は[0-1-2-42]で複勝率6.7%。11年にオルフェーヴルが2着、14年にはモーリスが5着と、後の名馬も距離延長で臨んだこのレースは敗れている。

2.大型馬が優勢

 18年に7番人気で2着したツヅミモンはメンバー中最高馬体重で、17年も最高馬体重のタイセイスターリーが4番人気で2着。16年ワンツーのロジクライとジュエラーも、馬体重はメンバー中1位と2位だった。

3.重賞実績は不問

 昨年は前走重賞だった馬が6頭出走しすべて馬券圏外。一昨年は前走未勝利・新馬だったアーモンドアイとツヅミモンがワンツーして、重賞連対経験のあった馬が3・4着。他にも、17年は札幌2歳S勝ち馬トラストが4着、16年はサウジアラビアRCでタイム差なしの3着だったアストラエンブレムが4着と、重賞実績馬の敗退が相次いでおり、キャリアを才能が凌駕するパターンが毎年繰り返されている。

 ルーツドールは東京マイルの新馬戦を5馬身差圧勝。500kgを優に超える大型馬で緩さを残しながら、想像以上の走りで他馬を圧倒した。当時は非常に時計の出やすい馬場であり勝ち時計を鵜呑みには出来ないが、それでもラスト3Fでの11.5-11.4-11.4というスピードの持続は並の新馬に出来ることではない。2戦目も期待したい。

 タガノビューティーはここなら末脚上位。前走はロスのある競馬で4着だから少頭数変わりは良さそうだが、京都より阪神向きな気もする。サンクテュエールは前走弾けきれず。休み明けの2戦目だったことを踏まえて見直す余地はあるが、前走で底が見えたとしたら今回は過剰人気。

 オーマイダーリンはまだ身体が緩く、力を付けている段階。重賞だといつもあと一押しが足りない血統でもあるが、少頭数のここなら連下に抑える手はある。以下、前走意外と善戦したプリンスリターンまで。

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