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2月22日 東京11R ダイヤモンドS(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 冬から春にかけての長距離重賞戦線は、ステイヤーズS、ダイヤモンドS、阪神大賞典、天皇賞(春)という流れ。ダイヤモンドSはその中で唯一のGIII戦で、なおかつハンデ戦ということで特殊な位置にある。珍しい条件ながら、過去10年で1番人気が7勝と人気馬の信頼度が厚いのも一つの特徴だ。

1.上がり必須

 過去10年、上がり3F1位の末脚を使った馬が[7-2-1-2]で勝率58.3%、複勝率83.3%と圧倒的。対して、上がり6位以下だった馬は[0-1-2-86]で複勝率3.4%。スタミナと合わせて、後半の脚も必須となるレースだ。

2.万葉S組強し

 前走が万葉Sだった馬は、過去10年で3勝して2着2回。最近4年間は連続して連対馬を送り出しており、万葉Sを経てきた馬の信頼性は増している。

3.間隔が空いている馬は割引

 前走が前年の12月1日より前だったという馬の連対は、過去10年で16年2着のフェイムゲームだけ。仕上げの難しい厳寒期で、かつ長距離戦であるから、間隔が空いている馬には相応の割引が必要になる。16年には菊花賞4着以来の休養明けだったタンタアレグリアが1番人気で4着に敗れている。

 タガノディアマンテは前々走の菊花賞では7着に敗れたが、外々から相当早めに動く厳しい競馬だったことを考えれば、0.6秒差はむしろ良く粘ったと言える内容。スムーズならどれだけやれるかというのを、前走万葉Sの3馬身半差の圧勝で示した形だ。ステイヤーとしての素質は相当高そうで、ここでも勝ち負けを期待したい。

 レノヴァールも万葉S好走組として評価。しかし、本質的には中距離馬なのでスローになって欲しい。オセアグレイトは距離延長自体はプラスだろう。東京コースにも実績があり、好勝負を期待したい。

 バレリオは気難しい面があるので距離がどう出るかだが、F.ミナリク騎手とは手が合っていそう。人気ほど上位と差はない。以下、東京替わりプラスで距離も許容範囲のヴァントシルム、内枠が欲しいタイセイトレイル、距離適性ありそうなホウオウドリーム。

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