丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

11月12日 京都11R エリザベス女王杯(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    16

    相手

    2

    5

    7

    11

    12

    17

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    16

    2着

    12

    相手

    2

    5

    7

    11

    17

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    16

    2着

    17

    相手

    2

    5

    7

    11

    12

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【突き抜ける】4歳馬ヴィブロスが、牝馬GIシーンの世代統一を目指す。本格化は少し遅めの3歳秋、直線強襲策でまずGI・秋華賞を射止めた。本年春はドバイターフで並みいる世界の中距離GIクラスを撃破。ボディは軽量ながら搭載エンジンと排気量は相当大きい。ステップレースの府中牝馬Sは、絵にかいたような超スロー。11秒2-11秒0-11秒5(3Fは33秒7)という究極の上り勝負となっては、さすがの切れ者もクビ差及ばず。ただ前走は海外遠征明け、手探りの状態で434キロと余裕残し。GIへの「試走」と思えば、手綱を初めて握ったルメールも収穫は大。全姉のヴィルシーナはGI・2勝、半兄シュヴァルグランは阪神大賞典・アルゼンチン共和国杯優勝歴のある現役オープン。スタミナを備えた、成長力で知られる一族だけに、外回り2200mという決め手勝負の舞台も望むところ。

 対抗はスマートレイアー。加齢とともに白さは増したが、中距離戦線に距離をシフトし直し、最晩年近くになって新たな境地を開拓した。起点となったのは、エリザベス女王杯と同じ2200mで行われた京都記念だったか。0秒2差の2着に敗れたものの、先着相手は香港ヴァーズ・宝塚記念を力でネジ伏せた、世界に冠するGI馬サトノクラウン。6月の鳴尾記念もクビ差2着と好走、その中距離転向の集大成ともいえる内容が前走の京都大賞典だろう。前半1000m通過は59秒9のスロー、ラスト4Fのレースラップは11秒7-11秒5-11秒4-11秒5(3Fは34秒4)という、瞬発力と同時に持久力も求められる厳しい追い比べを上り33秒4で一閃。勝負どころの加速力には目を見張った。古馬となってからは馬体減りや出遅れの不安も漸次解消、ローテーションも理想。武豊から川田へ急遽乗り替わりとなったが、総仕上げのGI奪取への布石は打ってきた。

 割って入ればルージュバック。昨年秋は毎日王冠勝ち後、天皇賞(秋)、ジャパンCと、牡馬混合GIを戦ったが、本年はオールカマーから始動、エリザベスにシフトを定めてきた。当日の体重を今一度確認する必要はあるものの、この夏は北海道に放牧に出し一から馬体作りを見直し。そのかいあって、今季は肌艶や血色のよさがまったく違う。レース内容もこれまでとは一変。オールカマーはいつもより前に位置取り、ラスト4Fは11秒台のラップでロングスパートを開始。見事イン強襲に成功したが、ムーアといえばイン突きの名人。スノーフェアリーとのコンビでエリザベスを二連覇した時の戦法も内一気だった。

 3歳馬ディアドラも、底が知れない。タフさがウリのハービンジャー産駒だけに、秋華賞は重馬場に恵まれたことは確かだが、490キロに増量してGI戴冠。もう一段上を目指せる資質の持ち主かもしれない。モズカッチャンは、ハードな重馬場の秋華賞を一旦先頭、内容は優勝馬と五分の評価でいい。叩き三戦、さらに精度の高い仕上げもできた。昨年の優勝馬クイーンズリングも、府中牝馬Sを叩いて体調は順当に上昇。今のC・デムーロなら、勝ち負けの流れを見誤ることは考えにくい。連穴は直線勝負に徹した際のハッピーユニバンス。

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