丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

6月28日 阪神11R 宝塚記念(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    13

    相手

    5

    6

    7

    11

    15

    16

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    15

    相手

    5

    6

    7

    11

    16

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    7

    相手

    5

    6

    11

    15

    16

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【力勝負で決着をつける】ラキシスが牡馬混合GIの壁を突き破る。 3歳秋のエリザベス女王杯は2着、4歳になった翌年、エリザベスで初のGIのタイトルを奪取。勢い込んで挑んだ有馬記念は、道中終始掛かり気味。それでも直線入り口では、先頭に並びかける「勝ちに行く」競馬で、あわやの0秒2差。ポケットで脚をためたジェンティルドンナのイン強襲に屈したものの、牡馬相手のGIでも何かしらの、あと一押しがあればを思わせる好内容だった。

続く大阪杯は、キズナ以下のGI牡馬をなで斬り――「いや、あの大阪杯はツボにハマった。キズナも完調ではなかった」という見方も確かにあるが、しかし阪神は〔3001〕。馬場差2秒以上の不良馬場で、上がり35秒9の脚が使えた。ゴールドシップも、同じような梅雨時の前二年の宝塚記念で上がり35秒2をマークしているが、2200mの距離なら、たとえ重馬場であってもラキシスの切れと差し脚が上とみた。

週末は雨予報、今年もパワー馬場が濃厚だが、2分11秒台の時計決着になれば、京都2200mのエリザベスの走破タイムは2分12秒3・上がりは33秒4があるラキシスのほうが、さらに有利になる。鞍上のルメールも馬場適性と切れを前回で確信している。

宝塚記念三連覇という偉業がかかるゴールドシップも、もちろん好勝負。ストレスがたまると首の高いフォームになり前進姿勢が崩れるが、天皇賞後、悪癖も見せず。ラッキーなことにまたしても枠順は8枠。引き込み線から長くスタンド前を走る阪神の2200mは、過去二年同様無理なく先手は奪えるだろう。

ただ前二年は2分13秒後半のパワー馬場だったが、2分12秒台の時計勝負になるどうか。気性云々ではなく、純粋に高速決着に対応しきれない可能性も高く、ワンアンドオンリーの一角崩しもまた視界に入ってくる。

終始引っかかり通しで、距離にも泣いた菊花賞6着はともかく、体調が戻り切れないままJC→有馬というハードなローテの影響で昨年末はしりすぼみに終わったが、ドバイ・シーマクラシック3着で、ダービー馬の地力を再確認。本質は2000mがベースの中距離馬、阪神は〔3100〕。鞍上のデムーロも反攻攻勢の切り札となる。

3000mの阪神大賞典ではゴールドシップに完敗を喫したが、2200mの舞台なら、デニムアンドルビーも違う風景を描ける。ここまで長く好調期間を維持できたのが少し不思議だが、ラブリーデイは中山金杯・1分57秒8のレコ勝ちを起点に、京都記念が2分11秒5、鳴尾記念が1分58秒8。ラスト2Fを11秒台の前進ラップで軽快にまとめている。天皇賞3着の反動がやや心配だが、カレンミロティックは昨年の宝塚2着馬。鞍上は闘将蛯名だ。

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