の予想

6月28日 阪神11R 宝塚記念(G1)

  • 馬連

    1点

    12

    -

    15

    1000円

  • 馬連

    流し

    3通り

    15

    相手

    1

    8

    14

    各500円

  • ワイド

    1点

    12

    -

    15

    1500円

  • 3連単

    1着流し

    30通り

    1着

    15

    相手

    1

    8

    12

    13

    14

    16

    各200円

購入:10000円(35通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-10000円

の見解

 なんといっても、◎ゴールドシップの取捨。これが宝塚記念の最大のポイントになります。三連覇という偉業を達成できるかどうか、普通は近走のパフォーマンスや年齢的な衰えを考慮するのかも知れませんが、私の場合は実に簡単。過去2回の優勝時と今回の最終追い切りの内容が同じであるかどうか。これに尽きると思っていました。

 最大のポイントは「馬なり」であるかどうか。ご存知の通り、気分屋さんですから、促されて走るのは嫌なタイプ。馬なりで過去2回と同じような時計、動きができるかどうか。これが最大の焦点でしたが、その動きは言葉にならないほど素晴らしいものでした。やっぱり、横山典弘騎手とゴールドシップの相性でラブラブなんだなあと思った次第。

 ただ、馬なりだったとしても『2F時計』の条件をクリアしないことには本命は打てません。過去10年の宝塚記念において、ゴールドシップの連覇を含む、計5頭が最終追い切り場所栗東坂路で『2F24.9秒以下』という数字的な調教条件をクリアしていました。ゴールドシップは過去2回、どちらも「24.6秒」という時計で優勝。この数字が目安でしたが、こちらも「24.5秒」で楽にクリア。しかもラスト1Fが最速になるラップですから、文句のつけようがありません。主観的に見ても、客観的に見ても、三連覇濃厚というのが私の見解です。

 2F時計は優勝馬だけでなく、相手探しにも有効な手段。昨年2着のカレンミロティックは2F24.9秒という数字だったから、○を打つことができました。もちろん今年もこの調教条件をクリアした馬を○にするつもりだったので、2F24.4秒の○レッドデイヴィスは不動の対抗です。

 前走は前を捕まえることができず、後ろからも差されるという中身の薄いレース内容でしたが「少し太かった」(担当の棚江調教助手)という要因があるとすれば、今回の上積みに期待していいはず。なにせ、7歳にして栗東坂路4F時計の自己ベストを更新したわけですから、衰えているなんてとんでもない話。阪神競馬場では9戦し、降着含め4度1位入線している点や松若風馬騎手が思い切った騎乗を考えている点も楽しみは十分でしょう。

 ちなみに2F時計が24.9秒以下の該当は2頭だけ。カレンミロティックは25.0秒ですから、0.1秒くらい微差ではないの?と思われるかも知れません。しかし、データ集計で「買う馬」を決める場合、必ず線引きが必要になりますから、これに関しては徹底させてください。

 また、どうして栗東坂路の2F時計が速い馬が好走するか、あらためて記載しますと、阪神競馬場の直線距離は約360mで、坂路2Fは400mですから、同じような距離。最後に急坂もあるパワーの必要な阪神競馬場の最後の直線において、傾斜のきつい栗東坂路の400mで速い時計をマークすることは、他馬よりも最後まで力強く伸びることができる証拠になるということです。

 ☆トーホウジャッカルは最終追い切り場所が栗東坂路ですが、2F時計は条件を満たしていません。なにより、菊花賞以来という実戦が気になる方も多いと思います。もちろん私もその評価には細心の注意を払ったつもりですが、1週前追い切りで速い時計を出し、最終追い切りは終い重点というスタイルが菊花賞当時と変わっていない点を考えると、長期休み明けというイメージだけで評価を下げるのは危険だと考えました。

 △ラキシスは最終追い切り場所がCWですが、角居勝彦厩舎の勝負調教に該当。追い切り本数が多い点も評価できます。△ディアデラマドレに関しても同じ。角居勝彦厩舎の勝負調教に該当していて、追い切り本数が多い点が評価できます。

 △ショウナンパンドラは2週前追い切り、1週前追い切りで2F時計の条件をクリアしていたので、かなり期待していましたが、最終追い切りが該当せず。標準多め坂路という調教タイプも適性が高いので、印は打ちましたが、△止まりとしました。△ラブリーデイは最終追い切りの内容こそ違いますが、2013年に2着した同厩舎ダノンバラードと同じ系統の調教タイプなので評価しました。

1.ショウナンパンドラ
今回:標準多め坂路
前回:標準多め坂路

2.トーセンスターダム
今回:標準併用
前回:海外

3.ネオブラックダイヤ
今回:標準トラック
前回:標準少め併用

4.アドマイヤスピカ
今回:標準多めトラック主体
前回:標準トラック

5.カレンミロティック
今回:標準坂路
前回:標準併用

6.デニムアンドルビー
今回:乗込坂路主体
前回:標準多め坂路主体

7.ワンアンドオンリー
今回:標準坂路
前回:海外

8.ディアデラマドレ
今回:標準多め坂路
前回:乗込併用

9.トウシンモンステラ
今回:標準坂路
前回:軽目併用

10.オーシャンブルー
今回:標準併用
前回:標準併用

11.ヌーヴォレコルト
今回:標準併用
前回:標準トラック

12.レッドデイヴィス
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

13.ラキシス
今回:標準多め坂路主体
前回:標準多め坂路主体

14.トーホウジャッカル
今回:標準坂路
前回:標準坂路

15.ゴールドシップ
今回:標準多め坂路主体
前回:標準坂路

16.ラブリーデイ
今回:標準多め併用
前回:標準併用

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