丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

10月22日 京都11R 菊花賞(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    13

    相手

    10

    11

    12

    14

    15

    16

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    12

    相手

    10

    11

    14

    15

    16

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    16

    相手

    10

    11

    12

    14

    15

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【菊への軌跡】キセキは今夏から秋3戦2勝・2着1回。神戸新聞杯2着で連勝は途切れたものの、歩みはまさに菊花賞制覇への軌跡。7月の中京2000m戦は、スローの上がり勝負にせよ、後半1000mはすべて11秒台を計時。上り3F・11秒6-11秒5-11秒7(34秒8)というレースラップを、33秒2で直線ひとのみ。続く新潟の信濃川特別も上がりは32秒9。開催時期や馬場コンディションは異なるものの、1分56秒9という走破タイムは新潟記念より1秒ほど速かった。

 前哨戦の神戸新聞杯も、ラスト4Fのレースラップは11秒9-11秒3-11秒4-11秒8とタフ。馬群をかき分け33秒9という最速の上がりで2着浮上、一連の道程には確かな数字の裏付けがある。前回は、あえて苦しい密集馬群に入り、我慢と末脚の伸ばし方を教え込もうという、距離やGIの厳しさを想定したデムーロの意図も感じた。前走後は10月5日から坂路で追い切り時計を出し始め、最終追い切りは芝でハードな3頭合わせを敢行、重馬場でストライドを確認できたのもよかった。木曜日発表の体重は490キロ――よし、身体も傷んでいない。

 対抗はミッキースワロー。セントライト記念は前半1000mが1分1秒8の緩ペース。神戸新聞杯以上に、上り3Fに比重の高い決め手勝負となったが、11秒7-11秒3-11秒0(34秒0)というレースラップを0秒6上回る快速ラップで坂上から二段加速。道中は掛かるというより、逆に鞍上が促さないと進んでいかないくらいで、折り合いは問題なかった。ただ、パドックでは激しくうるさい。中山ならギリギリ返し馬もできたが、関西遠征は、デリケートな同馬にとってはリスクも大きい。3000mという距離は、スローで展開したとしても、どこかで何度か一気にラップが動く激流が待ち構えている。道悪でアウトなら、それはもう仕方ないが、ミッキーの勝ち負けは折り合うか否か。その一点だろう。

 セントライト記念2着馬アルアインの前走は、直線まで持ったまま、上り1F・11秒0というラップで駆けられては、先着馬をほめるしかない。体重は10キロ増、木曜日発表から察すると、予定通りマイナスで出てくるだろう。ただし同馬も3000mは能力でこなせない距離ではないが、母系はスピード系、体型はずんぐりむっくり。根っからの長距離系にゴール前根負けのシーンも頭に入れておきたい。

 ダンビュライトは15番枠。1-2枠に入っていれば単もあるかと思っていた人もいたかもしれない。この外だと勝ち切るシーンが想像し辛いが、皐月賞3着、ダービーは0秒4差の6着。ステップレースの神戸新聞杯は16キロ増で4着、重はオニ。まさに菊花賞で買ってくださいというマラソンランナーだ。ベストアプローチは、青葉賞・2分24秒0という記録が能力の柱になる。ギアチェンジに手間取り、道中小さなアクシデントを被ることが多いが、それでももう一度盛り返す馬だ。岩田も込みであきらめないそのタフさを買うなら、3000mの菊でこそだろう。

 別路線組ならポポカテペトル。阿賀野川特別を2分11秒7と、勝ちっぷりは本命キセキに次ぐ新鮮さがあった。サトノクロニクルもバテない、福永はあきらめない。

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