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9月12日 中京11R セントウルS(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 サマースプリントシリーズの最終戦でありながら、スプリンターズSの前哨戦としての意味合いも大きく、毎年一線級の始動戦に選ばれている。それもあって1番人気は5連勝中、9年連続連対中であり、波乱の余地は大きくない。

1.前にいる馬が有利

 過去10年で逃げ切りが3回。また、4角5番手以内だった馬の勝利は8回に上る。今年同様に中京開催だった昨年も、3着以内馬の4角位置取りはそれぞれ4・8・4番手だった。行った行ったの決着ではないが、開幕週ということもあり、後方から差し追い込みを決めるのは難しい。

2.若い馬が中心

 過去10年の成績を年齢別で見てみると、3歳-5歳馬の複勝率がそれぞれ25.0%以上あるのに対し、6歳馬は複勝率13.2%、7歳馬は9.5%。若い馬が中心になるレース。

3.馬格ある方が成績は良い

 コース改修後(2012年3月以降)に行われた中京芝1200mの古馬混合戦の成績を、馬体重別で見てみると、400-419kgは複勝率が4.3%、420-439kgは14.5%、440-459kgは16.6%、460-479kgは18.4%、480-499kgは19.9%、500-519kgは21.8%、520-539kgは12.7%、540kg以上だと28.6%。概ね馬体重が重い方が成績が良い。

 レシステンシアは初めて1200mに挑戦した高松宮記念でクビ差の2着に入るなど、スプリント能力は現役屈指のものを持っている。始動戦なのでメイチではないだろうが、中間の乗り込みは順調で力は出せる状態にありそう。きっちり勝ち切ってGIに向かいたいところだ。

 ピクシーナイトは前走差しの決まらない超高速馬場の中でよく差を詰めてきた。スピードのポテンシャルは非常に高く、相手強化のここも期待したい。ラウダシオンは実績上位だが、中京よりは東京向き。調教は動けているので上位争いはしてきそうだが、人気し過ぎる可能性もある。

 カレンモエは安定感抜群も、時計勝負に不安を残す。崩れないので印は必要だが、勝ち切るには恵まれる必要があるだろう。以下、復調しているクリノガウディー、久々がどうかだが中京は合うシャインガーネット、開幕週の馬場はおそらく合うメイショウチタン。

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