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2月21日 東京11R フェブラリーS(G1)

netkeibaデスクの見解

 JRAでは年明け初となるGI競走。ドバイなど海外に参戦していく一線級を除けば、5月のかしわ記念や6月の帝王賞まで間が空くため、昨秋から続いた国内のダート戦線の最終戦という性格も持つ。

1.スペシャリストのためのレース

 芝スタートでワンターンのマイル戦という設定は、JRAではこのコースだけ。ダート戦としては例外的にスピードとキレ味が求められる舞台だ。ゴールドドリーム、インカンテーション、ノンコノユメ、ベストウォーリア、コパノリッキーなどリピーターの活躍が多いように、コース適性・実績のある馬が幅を利かせてくる。

2.巻き返しがあるのは距離短縮組

 過去10年、前走5着以下から変わり身を見せて3着以内に好走した馬は7頭いるが、その内6頭は前走から距離短縮となる馬だった。距離延長で臨んでくる馬で好走した馬は全て前走3着以内。

3.キャリア数に注目

 過去10年の勝ち馬延べ10頭中、9頭はキャリア20戦以内だった。2・3着に入った延べ20頭中11頭はキャリア21戦以上であり、昨年16番人気で2着に入ったケイティブレイブなどベテランの激走もあるレースではあるが、勝ち切るのは比較的キャリアの少ない馬が多い。


 カフェファラオは同舞台のヒヤシンスSを出遅れから巻き返して完勝、ユニコーンSを5馬身差の圧勝と今回と同舞台のレースを強い内容で制した実績がある。前走のチャンピオンズCは一線級相手に水をあけられたが、底を見せていない条件に替わって巻き返しを期待できるだろう。

 ワンダーリーデルは過去2年と同じローテーションでの参戦となるが、今年は前哨戦の根岸Sを好走。8歳でもまだまだ元気だ。今年は前に行く馬が多く展開が向きそう。一発駆けがあって良いだろう。エアアルマスは距離短縮プラス。展開向くかどうかも、地力は足りて良いとみる。

 エアスピネルはワンターン替わりプラス。全く人気がなさそうだが、芝の実績も合わせればここに入っても実績上位で面白い存在。以下、東京マイルはベスト条件のデュードヴァン、血統的に距離短縮は良いはずのオーヴェルニュ、展開頼みだがコース実績上位のサンライズノヴァ。

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