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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

9月13日 中山11R 京成杯AH(G3)

netkeibaデスクの見解

 秋競馬の到来を告げるマイル重賞で、12年からサマーマイルシリーズの最終戦にも位置付けられている。新路盤になって以降はエアレーション効果も相まって、開幕週でもパワーが要求される馬場状態で行われていたが、昨年は日本レコードを更新する1分30秒3という勝ち時計がマークされた。

1.前走着順に注目

 過去10年の勝ち馬10頭の内、7頭は前走も勝利していた。またその中の4頭は前走が3勝クラス(1600万下)で2頭はオープン特別だった。前走重賞で敗れてきた馬より、クラスに関わらず勝利して勢いのある馬が活躍する傾向にある。

2.逃げ馬は苦戦か

 昨年こそ超高速馬場の影響で前残りとなったが、昨年と新潟開催だった14年を除いた過去8回で3着以内に入った逃げ馬はいない。本来差しが決まることの方が多いレースだ。事前のレースを見て馬場状態について確認する必要があるが、昨年ほど高速馬場でないなら逃げより差しを上に取りたい。

3.特注はディープインパクト産駒

 新潟開催だった14年を除く過去9年の成績を種牡馬の着別度数別で見てみると、ディープインパクト産駒が[1-5-1-8]で複勝率46.7%と圧倒的な成績を残している。特に路盤改修後は毎年馬券に絡んでいて、昨年5番人気2着のディメンシオン、17年11番人気2着のガリバルディ、15年11番人気2着のエキストラエンドなど妙味ある馬も活躍している。

 アルーシャはオープン入り後1400mのリステッドを2勝していてベストは1400mなのかもしれないが、年始のニューイヤーSでは4コーナーで外7頭目あたりを通りながら3着と好走しており、マイルも十分こなせる範囲と見る。昨年ほどの高速馬場だとどうかも、例年並みに差しが決まる馬場ならチャンスがあるだろう。

 スマイルカナは中山コースは得意で、控えても競馬できる強みがある。また、高速馬場でも時計が掛かる馬場でも対応はできそうだ。身体が成長しているとより楽しみになる。ミッキーブリランテはここ2走がいかにも中山で変わり身ありそうな走り。例年並みに時計が掛かる馬場なら。

 ラセットは秋山騎手と手が合っているため月曜時点で騎手未定なのが不安材料ではあるが、近走の充実はフロックではなく重賞勝ちする力はある。この馬もある程度時計は掛かって欲しい。以下、馬場カギも条件替わりプラスのトロワゼトワル、前走は条件が合っていない中で6着だったシゲルピンクダイヤ、恐らく過剰人気も充実一途のアンドラステ。

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