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3月28日 中山11R 日経賞(G2)

netkeibaデスクの見解

※3/23時点での想定に基づいた予想になっておりますので、回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 天皇賞・春の前哨戦で、今年で68回を数える。過去には、テンジンショウグン、レオリュウホウ、ネコパンチの3頭が単勝万馬券で制しており、別定のGIIにしては荒れることが多いというのが一つの特徴と言えるだろう。

1.基本的に前有利

 阪神開催だった11年を除く過去9年で、4角5番手以内だった馬が7勝、3番手以内に絞っても5勝をあげている。12年にはネコパンチが12番人気で逃げ切り勝ちを収め、17年には7番人気のミライヘノツバサが4角先頭の競馬で2着など、積極的な競馬をした人気薄が激走するケースもままある。

2.前走の距離に注目

 過去9年、前走が2000m以下の距離だった馬は[0-0-3-24]で複勝率11.1%しかない。また、3000m以上だった馬も[1-1-1-23]で複勝率11.5%。前走の距離が2200から2500mだった馬が3着以内の大半を占める。

3.乗り替わりは苦戦気味

 過去9年で、前走からの継続騎乗だった馬が[7-3-6-33]で連対率20.4%・複勝率32.7%と優秀なのに対し、前走からの乗り替わりとなった馬は[2-6-3-62]で連対率11.0%・複勝率15.1%。もちろん乗り替わりが功を奏すケースもあるが、トリッキーなコースで行われるレースなだけに、継続騎乗の方が心強い。

 ガンコは前走の京都記念で長期の休養から復帰。直前の調教は動いていたが、やはりいきなり復活とはいかなかった。一叩きされて状態は上向いており、今回は2年前に制したレースに替わる。同型との兼ね合いがカギとはなるが、スムーズに先行できれば変わり身あってもおかしくないだろう。

 モズベッロは前走の日経新春杯を快勝。馬場が合っていた面もあったが、それにしても強い内容だった。コース替わりは問題なく、再度池添騎手とのコンビで期待したい。サトノクロニクルは前走長期休養明けで大外枠と、条件が厳しすぎた。距離延長は問題なく、一叩きされたここで改めて期待したい。

 クレッシェンドラヴは後ろから行く馬なので展開がどうかも、距離延長はプラス。前走よりまともにゲートを出れば圏内のチャンスはあるだろう。以下、前走は直線で詰まるロスが合ったレッドレオン、条件は合っているが乗り難しい面があるのでテン乗りは割引が必要なエタリオウ、内回りがカギとなるミッキースワロー。

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