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9月6日 新潟11R 新潟記念(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 サマー2000シリーズの最終戦で、夏のローカル開催を締めくくる一戦。また、秋以降を見据えての始動戦として参戦してくる馬も多く、例年バラエティ豊かなメンバー構成になる。ハンデ戦らしい接戦が毎年繰り広げられており、特に最後の直線で内外に大きく広がる追い比べは見応え十分。

1.先行馬の活躍が目立つ

 過去10年で4角2-3番手だった馬が4勝で、複勝率は33.3%。また、17年に6番人気で勝利したタツゴウゲキ、12番人気で3着のカフジプリンスなど人気薄の活躍も多く、複勝回収率は140%に上る。

2.持続力やスタミナが求められる

 新潟外回りは直線が非常に長いため、瞬発力勝負というよりは持続力やスタミナが問われるレースになりやすい。開催最終週に行われる新潟記念はなおさらだ。昨年の覇者ユーキャンスマイルは3400mのダイヤモンドSを制しておりスタミナに不安はない馬だった。また、17年の勝ち馬タツゴウゲキはそれまでの勝ち星が全て内・小回りで、持続力に秀でたタイプだった。

3.前走のコースに注目

 上の内容と関連するが、このレースは前走で内・小回りコースを走っていた馬がよく活躍している。過去10年、前走で内・小回りコースを走っていたという馬が8勝。また、2着も10頭中7頭は前走内・小回りコースだった。

 ブラヴァスは前走重馬場の七夕賞でしぶとさを見せて2着。高いレベルの持続力を披露しオープン入り2戦目でしっかり前進を見せた。2走前ここと同条件の新潟大賞典では4着に敗れているが、着差は0秒3差。重賞初挑戦ながら55kgと見込まれていたことを考えれば上々の内容だった。クラスにも慣れてきた今回は勝ち負けを期待できるだろう。

 ジナンボーは昨年2着で適性は見せている。前走の七夕賞は余裕残しで、かつ出遅れてしまい万事休す。M.デムーロ騎手との再コンビで巻き返しを期待したい。ワーケアは平坦合う。1番人気は明らかに過剰人気だが、軽斤量ならマークは必要。

 カデナは実績が示す通り持続力豊富なディープインパクト産駒で、新潟外回りは合う。ただ、差し馬なので展開頼みになってしまう。前が速くなれば台頭しても。以下、同じく瞬発力より持続力に秀でたタイプのプレシャスブルー、昇級は苦にしないサトノダムゼル、休み明けどうかも登録メンバーの中では先行力上位のアイスバブル。

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