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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

3月5日 中山11R オーシャンS(G3)

netkeibaデスクの見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 高松宮記念に向けた最終ステップ重賞。近年は徐々に重要性を増していて、一昨年のスノードラゴン、2013年のハクサンムーンがオーシャンSからの臨戦で高松宮記念で穴馬券の立役者になっています。

 ただし、両馬ともその年のオーシャンSでは2着、9着と敗戦しています。強いスプリンターが必ずしも能力を発揮しきれない難しさがあって、毎年のように波乱の決着が繰り返されてきました。

1.中山では逃げ切れない

 スピード優先のスプリント戦ですが、急坂の中山コースでは事情が異なります。オーシャンS創設以来の10年間で、逃げ馬の連絡みはわずか2例だけ(いずれも2着)です。

2.距離短縮組が優勢

 前走で1200を使われていた馬が勝率5.6%・連対率11.3%であるのに対して、前走1400m以上の馬は勝率9.4%・連対率18.8%。中山芝1200mではスタミナも問われるので、距離に融通が利く馬が優位に立ちます。

3.勢いのある馬に要注目

 前走で1着だった馬は[5-1-1-17]で勝率20.8%・連対率25%。勝った5頭のうち3頭は1600万下からの格上がりでしたから、前走のレースはあまり関係ありません。上り調子でここに臨む馬には最大限の警戒が必要。

 アルビアーノは1200m戦には初めての出走ですが、1400mでは2戦2勝でスワンSも含めていずれも完勝の内容。距離はむしろ短いほうが合っている可能性があります。マイルCSで勝ち負けに加わって5着の実力はここでは断然と言えるでしょう。

 ネロはシルクロードSでは凡走しましたが、中山芝1200mでは5戦4連対と得意ですし、斤量が1kg減るのも好材料。トータルヒートは昨秋芝に転向してから3戦2勝。力の要る馬場が得意で中山なら重賞でも楽しみがあります。

 ワキノブレイブはあとひと押しが足りない現状ですが、中山も悪くありませんしこの重賞3勝の横山典弘騎手への乗り替わりは魅力。前走1着のカハラビスティー、スカイキューティー、休み明けも実績上位のハクサンムーンが押さえ。

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