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【右回りならトップギアに入る】右回りにかわれば、クライミングリリーが力押し。全兄ギベオンは金鯱賞・中日新聞杯優勝、NHKマイルC2着。妹も無事育て上げれば重賞のひとつはいける素養あり。昨年2月の中山1800mの未勝利の勝ち上がったときの内容も良質だったが、続戦の中山戦も急坂を上り33秒2、34秒3、34秒0という出色のラップで登坂してきた。テレ玉杯は、グリグリと自信の本命。鼻息バフバフでパドックを見に行ったら、あらら。左後肢の入りが小さく、カタコトしている。左回りはやっぱやばいのかも――悪い予感が当たってしまった。しかし右回り、洋芝はグリップも確か。6月半ばには函館入り、タフなWコースで入念かつハードに乗り込んだ。

　対抗一番手は房総特別・1分47秒8で3着のアインゲーブング。時計数値は少し下だが、同じく6月中盤から函館Wで乗り込んできた。

　一角崩しはオブデュモンド。函館の芝は[0111]、滞在効果で体重も増えているハズ。

　先週のような荒れ馬場の決め手勝負ならプレトリア。ルヴェルソー、ブラックデビルなど、馬場次第では小波乱。