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【電光の差し脚】ジュンライトボルトが軌道に乗った。3歳春、1400mのOP・橘S2着歴もあり、7-8F路線を舞台に条件クラス歩んできたが、二走前の鞍ヶ池特別の一気差しをステップに急確変。むらさき賞は1000m通過・58秒1-マイル通過・1分32秒5というタフな流れの上に立ち、レースの上りを0秒8上回る33秒8で直強襲。時計の出やすいCコースとはいえ、1分44秒3が出せた。新潟ならそれと同じか、さらに速い時計も出るだろう。中間・岩田望Jも跨り、CW・DPで流れるような動きで好タイムを連発。状態はさらに上がっている。

　逆転があればサトノウィザード。オープン入りし、近二走は0秒2-0秒7差。転厩緒戦ということもあり、納得がいくまで放牧に出し仕上げなおしてきたが、坂路・南Wともグリップ力と伸びは上々。マイルではあるが昨夏の新潟・月岡温泉特別は後続を0秒5とチギる大楽勝(ジュンライトボルトもその中にいた)。福永Jは、あの時の感触をしっかり覚えている。

　米子Sは重に泣いたが、フランツは良馬場の左回りなら重賞クラス。ウインイクシードは中山金杯3着。決め手不足を松山Jがどう補うか、操縦必見。フィリアプーラは当コースで行われた福島牝馬Sを0秒1差の4着、あわやのシーンを作った。サトノクロニクルはメイSで最速の上りをマークし、復調ムードが漂う。