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【一年たって】モンファボリのV2十分。昨年夏、函館デビュー。1分8秒7のレコ勝ちは、さすがフランケル産駒の良血。函館2歳Sも楽勝だろうと思っていたら、恐ろしく気が小さい。輸送にも課題を残し、先手をとれないと脆い。ならばいっそのこと追い込み馬へと脚質転換。完成までに数戦を要したが、北海道の地に戻り、前走は上り33秒8で目の覚めるような直一気。1分8秒5は、同日の3勝クラスのしらかばSと0秒3差。予後の調整も丁寧、昇級に壁なし。

　対抗にはエムオーシャトルを抜擢。2歳12月の黒松賞・1分8秒9は、古馬2勝クラスを悠々超える好記録。大倉山特別はテンから激しく競り込まれてしまったが、スンナリ先手なら一変があっていい。

　インザムービーは二走前の大倉山特別2着馬。前回は気分よく進めすぎ乱ペースに巻き込まれたが、今度はタメて巻き返しに出る。

　3歳馬クープドクールの決め手と伸びしろ。好調リャスナ、ホーリーラインの変わり身注。