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【迷いなし】3歳世代の6-7F路線は、ヴァッシュモンが牽引。新馬戦は中山・芝1200をチョイス、中団から追い上げたが初陣は2着に敗れた。しかし終いの脚色はなかなか、二戦目は1F延長・東京の1400m、1分22秒1(やや重)で、力強く後続を0秒4差にねじ伏せた。

　前回のジュニアCは、1000m通過・57秒9というHペースを前よりで構え、スタート後の1Fと終いの1Fを除けば、すべて11秒以下という、よどみのない厳しい流れを我慢強く先行勝ち。マイルでも勝利をもぎとったが、ラップ形態は明らかに7Fより。ファルコンSチョイスに迷いはなく、南Wで7F追いを課し出走態勢も万全。

　対抗にはグルーヴィットを指名。脚元を慮りダート7Fを使ってきたが、反応鋭く目下2連勝。母系はエアグルーヴ一族、少し時計を要する中京の芝は脚にもやさしく、芝適性を試すには格好の機会だろう。

　単穴はハッピーアワーの決め手。デイリー杯2歳Sは最速の上り33秒6の末脚を繰り出し3着入線。シンザン記念も5着に掲示板入線は果たしたものの、マイルは基本的に1Fが長く、ギリギリまで追い出しを我慢する必要があるが、未勝利勝ちは当コース1分21秒7、2勝目は6F。1400mは自然な形で差し決着に持ち込める。

　ドゴールはクロッカスS3着、東京マイルのサウジアラビアRCを上り33秒7で2着に追い上げてきた、こちらも7F仕様のサウスポー。

　ジャパンスウェプトはダート6FでV2、パワーを要する芝7Fに適性が高く、同じスウェプトオーヴァーボード産駒の芦毛GI馬・レッドファルクスとイメージがダブる。

　1400m戦はダリア賞2着連対など、[2200]のローゼンクリーガー。連穴はダノンジャスティス、左回りで激変。