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【姉と同等かそれ以上】エリスライトの破壊力は、ちょっと桁が違う。デビュー戦は1000m通過が1分4秒2のスロー。上りが速くなるのは当然とはいえ、12秒0-11秒3-11秒4(3Fは34秒7)というレースラップを34秒1で串刺し。中山の急坂を推定10秒7という爆発力は出色。姉マリアライトとは肌色や背中のラインが微妙に異なり、背腰が硬いのではと思っていたが、あの後肢の動かし方なら、姉と同等かそれ以上の馬になる。狙いはたぶんオークスだろうか。東京2000mで、まずは2勝をあげておきたい。

　強敵はギベオン。こちらは阪神の急坂を11秒4-10秒9-11秒5(3Fは33秒8)というレースラップを33秒7で寄り切り。まだ能力に体がついていかない、もどかしいフットワークながら、目に見える10秒台の数値を叩き出している。

　まだ確たる記録的根拠を提出しきれないでいるが、ブレステイキングは、ムーアがひと押し。未勝利の勝ち時計は1分50秒1、当日のホープフルSの1800m通過は1分49秒2だった。0.9秒差なら500万くらいは勝負になる。

　馬場差を勘定に入れないといけないが、マイネルファンロンは葉牡丹賞を2分1秒5で3着。プロトスター、ホリデーモードは、湿った雪解けのパワー馬場向き。