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【阪神Cをなぞる】暮れの阪神Cは、イスラボニータがミッキーアイルを自ら潰しに動き、稍重馬場で前半1000mが58秒1-1200m通過が1分9秒4のミドルで展開。息の入りにくい前崩れと、渋った芝に恵まれたとはいえ、シュウジは最速の上がりでゴール前ズバリ。7Fでもタメを効かせば十分な切れ味があることを確認できた。メンバー構成は前回の阪神Cとほぼ同じか、もしくは格下が相手。57キロの重量と、1分19秒台の速い決着にまだ課題は残すものの、唸りをあげ、状態のよさを坂路で誇示している今なら、連勝Vは十分。

　逆転があれば阪神C5着のロサギガンティア。前走は休み明け、道中スムーズさを欠き追い出しが遅れてしまったが、最速タイの上がりはマークしている。ひと叩きした上積みはもちろん、56キロという斤量も恵まれた。

　割って入ればミッキーラブソングの流れ込み。ニューイヤーSは、久々で慎重になったか。行くかタメるか、位置取りや動かしどころが中途半端だったが、関西圏の7Fなら一歩踏み込んで行ける。

　ブラヴィッシモは、昨年1分20秒0で阪急杯3着。四位とのコンビで末脚を磨きこんできたヒルノデイバローも、ソロソロ結果が欲しい。トーキングドラムは洛陽S4着で、まずはOPの流れを体感できた。