丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

10月15日 京都11R 秋華賞(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    1

    相手

    2

    4

    7

    13

    14

    16

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    1

    2着

    16

    相手

    2

    4

    7

    13

    14

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    1

    2着

    14

    相手

    2

    4

    7

    13

    16

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【実り多い秋】アエロリットは、私たちが思うよりずっと速く、さらにこれから強くなる。桜花賞は完成途上の中での遠征。出遅れに加えペースはスロー。渋った馬場で無理に動かすと摩耗も大きい。終いジワリと差を詰めただけの5着に終わったが、NHKマイルは体も心も少しは成長した。ならば先手、前半1000m通過・57秒9というミドルラップを、二番手追走から直線半ばで早々に先頭に立ち、小細工なしに後続を封印。1分32秒3というタイムは、前年のメジャーエンブレムより0秒5速く、過去10年では3位だった。

 前走のクイーンSは、前半3F・12秒2-11秒2-11秒8というラップで先頭を切り、1000m通過は58秒3のミドル。ラスト3F・12秒1-11秒5-11秒9という絶妙なラップを踏み、後続に2馬身半差の1分45秒7、タイレコードでV。496キロに増量し、コーナー4つの右回り、京都内回り2000mの走り方をシミュレーションできた。

 NHKマイルの頃の調教と今とでは、質も量も雲泥の差があり、底知れない能力が、調教のステップアップにも見て取れる。木曜日発表の体重を見ると、今度は480キロ後半だろうか。枠はロスのない絶好の1番、好位のポケットに収まれば、あとは追い出しのタイミングをうかがうだけ。

 対抗はファンディーナ。後続を1秒5差にちぎったデビュー戦から、あふれんばかりのスケールを示していたが、能力の起点であり原点は二戦目の京都1800mのつばき賞だったか。スローの上り勝負とはいえ12秒2-10秒7-11秒0(3Fは33秒9)というレースの上りに対し、自身のソレは33秒0。終い1-2Fを推定10秒5前後の仰天ラップで駆け抜けた傑物。

 牡馬相手の皐月賞は、タフなミドルラップでも見せ場を作ったものの、ハードローテの影響で体調下降。あの7着は仕方ない。その春を教訓に、今季は秋華賞を念頭に体造りを考えてきたが、なるほどローズSの体重は22キロ増。心身ともいろんな無駄が目につき、最後の1Fで脚色が鈍ってしまったが、次走のイメージを「型」として示して見せた。予定通り、最終追い切りはCWで11秒台。ここが天井ではないが、よし今度は動くという手ごたえを、陣営も岩田もつかんだ。

 三番手はディアドラ。紫苑Sの上り4Fはすべて11秒台、1分59秒8というタイムは速すぎもなく遅くもなく、疲れを残さないで済んだ。ラビットランのローズSの弾け方と末脚は尋常ではない。絶対的な能力の高さで距離延長も克服する可能性も高いが、ただ阪神・外回りの1800mと秋華賞コースでは、求められるモノが若干異なる。

 ローズS3着のリスグラシューは、ホームで続けて競馬ができ、調教もしっかりと負荷をかけられ上積み十分。常識ではありえないローテーションだが、リカビトスは過去のデータを一気に塗り替える、超大物かもしれない。

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