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【GI馬が56キロで出走】4歳馬セイウンコウセイが上昇一途。昨夏の福島でようやく1000万勝ち。さくらんぼ賞・1分8秒0というタイムは、準オープン・オープンのバーデンバーデンCより速く、それなりに出世はするだろうと予測していたが、近5戦で3勝。あっという間にGIの高松宮記念もモノにした。500キロに達した馬体重の数字も、目下の充実振りを如実に示している。斤量は前回より1キロ軽い56キロ、函館入厩後の調教も動き軽快。不良馬場の渡月橋S圧勝実績が示す通り、パワー勝負の洋芝は望むところだ。

　対抗はシュウジ。近二戦はパドックからすでにエキサイト。道中掛かりっぱなしで高松宮もいいところなく惨敗したが、昨夏は函館SS・2着、札幌のキーンランドC2着など、滞在競馬にかわれば、折り合って堅実に末を伸ばしてくる。ブランボヌールも、当コースは岩田とのコンビで函館2歳S優勝、昨年のキーンランドCは中団から楽に抜け出し快勝。

　6歳になるが、クリスマスも函館2歳Sの覇者、そして函館は〔3010〕。エポワスは〔1301〕、9歳となっても毛艶はピカピカ。本レースはスピード値の高い3歳馬の健闘も目立つ。今年はデイリー杯2歳S優勝馬ジューヌエコールが、50キロで参戦を予定している。