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　まずは過去3年のオーシャンS、3着以内馬の調教タイプを確認します。

2013年
標準併用/標準坂路/標準坂路

2014年
連闘/標準多め坂路/標準多め坂路

2015年
標準併用/標準少なめ坂路/馬ナリ平均併用

　ちなみに2012年の1着馬ワンカラット(9番人気)は標準坂路主体。これも含めて、近年の傾向とすれば、過去4年で3回が併用系統の調教タイプ優勝ということになります。そして、2015年は3着にも併用の調教タイプ。実は馬場改修工事が行われて以降の中山芝1200mは併用系統の調教タイプが好走する調教適性が表れています。

　追い切り本数が標準以上の調教タイプの該当は2頭しかいません。その中で◎ワキノブレイブを選択したのは、3走前に中山芝1200mのラピスラズリS2着時の最終追い切りとほぼ同じ坂路でのラップの踏み方をしているから。

　でも「昨年が5着に敗れているではないか」と思われることでしょう。昨年は調教タイプが標準トラック主体ということで、併用系統ではありましたが、最終追い切り場所がCWでした。今年は標準坂路主体で最終追い切り場所が坂路。前期3着以内の調教タイプを見てもお分かりのように坂路≫トラックという調教適性の色が濃いレースであることは間違いありません。よって昨年よりも調教適性がアップすることは間違いないでしょう。

1.スカイキューティー
今回：標準トラック
前回：馬ナリ平均トラック

2.ハクサンムーン
今回：標準少め坂路
前回：スパルタ坂路

3.ネロ
今回：軽目坂路
前回：標準坂路

4.カハラビスティー
今回：軽目併用
前回：馬ナリ平均併用

5.ヘニーハウンド
今回：標準坂路
前回：一杯平均坂路

6.ゴールドペガサス
今回：標準トラック主体
前回：標準併用

7.スノードラゴン
今回：標準多め坂路
前回：海外

8.スギノエンデバー
今回：標準坂路主体
前回：標準少め坂路

9.トータルヒート
今回：標準少め坂路
前回：標準坂路

10.セイコーライコウ
今回：標準多め坂路
前回：標準坂路

11.エイシンブルズアイ
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準多め併用

12.ワキノブレイブ
今回：標準坂路主体
前回：標準トラック

13.アフォード
今回：標準坂路
前回：馬ナリ平均坂路

14.サカジロロイヤル
今回：連闘坂路
前回：標準坂路

15.フレイムヘイロー
今回：標準坂路
前回：標準坂路

16.アルビアーノ
今回：標準少め併用
前回：スパルタ併用