丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

11月11日 京都11R エリザベス女王杯(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    7

    相手

    2

    5

    8

    11

    12

    13

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    7

    2着

    13

    相手

    2

    5

    8

    11

    12

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    7

    2着

    12

    相手

    2

    5

    8

    11

    13

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【今年も勝っちゃう】モズカッチャンが直線グングンと加速、ゴール前ライバルたちを圧倒する。

 前年3歳はオークス2着に踏ん張り、エリザベス女王杯は5番人気で優勝。有力人気馬たちが勝ちに逸るのを見据え、仕掛けをワンテンポ遅らせた結果、追い出しがピタリと「ハマった」。
 
 本年4歳緒戦・牡馬混合のGII・京都記念は0秒4差、ドバイシーマクラシックは6着に終わったものの、立て直しをはかり札幌記念は自己最高の484キロにビルドアップ。15番枠、出遅れ。道中終始外々を振り回され息を入れる場所がなかったが、直線大外からもう一段ギアが上り、最速ラップでアタマ+アタマの3着に猛然と追い上げてきた。
 
 前哨戦に予定していた府中牝馬Sを熱発のため回避したのは正直痛い。ただ、札幌記念も4か月半振りの実戦。前回で休み明けの馬体の造り方はシミュレーションできていおり、最終追い切りの動きなら力を出せる。

 逆転があればノームコア。紫苑Sは前半1000m通過は1分0秒1のスロー。後半に速いラップが現れるのは当然だが、残りの1000mのレースラップは11秒9-11秒8-11秒5-11秒5-11秒2(3Fは34秒2)。すべて11秒台のラップで推移し、なおかつ自身の上りは33秒6。中山の急坂を推定10秒台の加速ラップで1分58秒0というレースレコードを叩き出した。1F延長の2200mも、あのラップ構築なら問題はない。

 高速で駈けた疲労で、秋華賞はスキップしたが、トレセン帰厩後の調教メニューは前走より上といっていいくらい。関西遠征の輸送は、どう影響するかはわからない。ただ、斤量は前回と同じ54キロ。3歳馬がこのエリザベス女王杯で結果を出しているのは、実は古馬は56キロで勝ち星をあげている馬が意外と少ないからだ。斤量差は差し引きすれば有利に働く。ルメール連続騎乗、ここぶっつけは、実は当初からノーザンFが描いていた図だったりして?

 2200mの距離でも、今年のリスグラシューは怖い。ヴィクトリアマイルCの上り32秒3という瞬発力が示すように本質はマイラー。しかし府中牝馬Sは薄皮一枚余裕残しの仕上げ。春シーズンと違って佇まいはゆったり、府中牝馬Sは5F連続して11秒台をマーク、上り3Fは32秒6を計測。瞬発力と持久力の両方を備えた。5歳秋、狙ったレースはここだ。

 レッドジェノヴァは、北海道シリーズで2勝を積み上げ、京都記念はしぶとく長く末を伸ばしサトノダイヤモンドに半馬身まで接近。ラスト2Fのレースラップは11秒2-11秒8。課題だった高速ラップ・時計決着もクリアした。二走前、56キロで勝ち鞍もあげた。栗東トレセン入厩も功を奏し、輸送しても牡馬と見間違うほどの486キロの肉厚ボディーを維持している。

 カンタービレは、ローズS快勝に続き、秋華賞も上り33秒9の脚を使い、ゴール前ぐんぐんと加速。春と違い身体にも一本芯が通ってきた。

 牡馬混合のGIIからGIを走ってきたスマートレイアーは、牝馬限定の2200mなら、ご褒美の一発があっていい。

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