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　先月3連単100万馬券が飛びだした大原Sでは、広いコース向きの人気馬がことごとく撃沈し、内回りコースに実績のある馬が穴を開ける形になった。
　今回は外2200mでのレースになるが、今朝の時点で人気になっている4番、5番、10番はいずれも内回り2000m向きのイメージ。ハンデ戦でもあるし、京都外2200mへの適性を重視して馬券を組み立てたい。

　本命は7番サトノケンシロウ。前走にしろ昨年末のサンタクロースSにしろ、下が緩い馬場だと走り辛そうで、明らかにパフォーマンスを落とす。走りからも広いコース向きで、この条件変わりは「買い」。前回広いコースで走った府中Sはかなりメンバーレベルの高かった一戦で、相手関係の比較でもここでは力上位。
　前走は＋18kgと余裕残しの仕上げだったが、この中間は3週連続で一杯に追われるハードぶり。馬体が絞れている前提でこの馬から狙う(馬体重次第ではBOXに切り替えも考えます)。

　相手は5頭だが、いずれも京都2200mに合いそうな馬ということでピックアップした。

　〇13番レオコックブルーは、広いコース向きの決め手の持ち主。1800mだとこの馬以上にキレる馬がいるので、距離はこのくらいあったほうが相対的に結果を出せそう。

　▲3番レッドレオンは、現状切れないディープ産駒だが、走りからは広いコースのほうが良さそう。前走は確かに手応えはなかったが、デムーロ騎手も最後まで追っていないので、それで0秒6差なら酌量の余地は多分にある。春以来の実戦となるが、昨年も9か月ぶりで馬券に絡んでおり、その点は神経質にならなくてもいいだろう。

　☆1番ギャラッドは、関西に来た2戦の内容がもう一つなので無印にしたい気持ちはやまやまだが、この枠のスミヨン騎手は先週を見ても脅威でしかない。来た時に後悔しそうなので押さえることとしたい。

　△8番イペルラーニオは、様々な条件が重なった前々走だけでなく、前走も勝ち切った点を素直に評価。昨年とは別馬になっているし、久々がどうかだけ。
　△6番ドゥーカは前走、3走前とタフな流れの2000mでそれなりの結果を出してきた。今ならこの距離くらいがベストの可能性がある。