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６番コントレイル
矢作厩舎の所縁の血統。母も兄姉も全て所属しています。父がディープインパクトとなって芝馬が出ました。良好な馬場レベルが下地に合ったことは確かですが、走破時計1.48.9上がり33.5秒共に非常に優秀な数字です。逃げを打った<２>着馬を楽に捕えて0.4秒差を付けた内容は強いものでした。野芝のみを使用された馬場レベルだっただけに、軽い芝はクリアしています。後は他馬にも言えることですが、初めての長距離輸送・左回りの課題があります。それらをクリアすることが出来れば、十分アタマが狙えます。

５番アルジャンナ
僅か５頭立てで1000ｍ通過が65.2秒。かなりのＳペースになりましたが、上がり33.6秒を使って楽々差し切りました。しかも、『熱中症とまではいかないけど、当日は暑くてレース前に体力を消耗していたようだ。また、ジョッキーの話でも攻めの良さが競馬で出せなかった。』という陣営のコメントがその価値を更に高めます。まだまだ奥もありますし、上積みも期待出来るということです。同馬も初めての長距離輸送・左回りの課題がありますが、力は通用するものを感じます。

１番ラインベック
新馬戦→中京２歳Ｓと２連勝。相手がかなり軽かった分、そこまでアピール出来る実績ではありませんが、まだまだ底を見せていません。ただ、２戦が共に重い芝だっただけに、今回は軽い芝でどのようなパフォーマンスを見せるのかがポイントとなります。レース振りは好位から安定したものですし、１ハロンの距離延長も特に気になりません。

２番リグージェ
新馬戦では着差こそ僅かハナの辛勝に映りますが、上がり33.0秒と優秀な瞬発力を披露しました。キャリアの浅いメンバー同士の一戦となりますが、同じ距離・軽い芝・左回りのレースで好走しているだけに、今回も舞台設定には不安はありません。『揉まれた時の不安は残る。』と陣営はコメントしていますが、８頭立てならばその心配は薄らぎます。ここでも。

８番マイネルデステリョ
新馬戦は0.6秒差・<６>着と凡走しましたが、２走目となった前走では0.4秒差を付けて快勝。同じ東京二千が舞台でしたが、走破時計を2.6秒短縮して1.59.8のレコードＶとなりました。その前走の千八の通過タイムは1.47.5。これはアピール材料となります。相手強化でも、怖さがあります。

３番オーロラフラッシュ
初勝利を挙げるまでに３走を要しましたが、直線の長い広い東京にコースが替わった前走で本領を発揮しました。４コーナーで前の馬がヨレて外に振られる不利がありましたが、それを跳ね返して差し切りました。また、前半の位置取りが良化した点も注目に値します。一戦毎にレース内容が良化しているだけに、３走というここでは豊富なキャリアを生かしての食い込みに注意です。

４番ゼンノジャスタ
フェニックス賞・小倉２歳Ｓは<２>・<４>着止まりでしたが、新馬戦を勝った千四に距離を戻した前走の平場戦で勝利。0.3秒差を付けて退けたモーベットはデビュー前からの評判馬でした。この東京で勝ったことで軽い芝をこなしたことは意義があります。更に２ハロンも延びるマイルがポイントになりますが、千二よりも千四の方がベターなのは示しているだけに、延びる方ならばこなしてもおかしくありません。



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