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エリザベス女王杯のポイントは２つ
１．過去５走で2000M戦、平均ペースより速い流れで先行している経験があること。
２．京都コースでの実績があること。

１で好走している経験ではなく先行している経験があるとしたのは、2016年12番人気２着のシングウィズジョイを拾うためであり、それだけこのレースを好走するためには先行した経験が必要になってくる。

◎クロコスミア
言わずと知れた昨年、一昨年の２着馬。上記であげた１番目のポイントを２走前の札幌記念でクリアしている。前走の府中牝馬Ｓにしても稍重の馬場で昨年より0.1秒速く走っており力の衰えはないし、藤岡（祐）騎手についても芝の長距離先行を得意にしておりそれほどマイナスはない。

〇クロノジェネシス
前走はプラス２０キロほどはないにしろ若干太目に映った。それでも勝ち切ったのだから力はある。秋華賞のとき述べたように平坦向きであり、調教の動きも今回のメンバーでは一番良く見えた。

▲ラッキーライラック
1800Mではあるが中山記念、府中牝馬Ｓで速い流れを先行したことを評価。調教は相変わらず良く見えないがいつものことなのでそれほど気にすることはない。鞍上込みで評価したい一頭。

△サトノガーネット
大穴ならこれ。５走前1800M戦→４走前2400Mでパフォーマンスを上げてきたことを評価。前走のような高速決着も合わない。ある程度時計のかかる今の京都の馬場で巻き返しに期待。

△ラヴズオンリーユー
距離短縮レースも経験済み、京都コースの相性も良い、調教も良いのだが、やはり休み明けが気になる。元々エンジンがかかるのが遅いタイプで先行力が必要となる今の馬場には合わないとみて消しはしないが３連複だけの押さえ。