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中山11R 紫苑S
＝＝調教評価＝＝
番： 今回 /前　２　３　４　５
01：60(＼)/55　51　48　52　
02：60(←)/61　47　61　　
03：57(↑)/48　53　49　52　45
04：63(＼)/59　59　48　54　49
05：61(←)/61　54　48　47　
06：60(←)/57　49　59　54　23
07：66(−)/−　−　−　−　−
08：51(↓)/62　59　59　48　
09：50(←)/48　68　36　53　60
10：61(↑)/32　53　63　55　56
11：65(↑)/47　51　54　52　52
12：57(／)/62　54　61　61　55
13：56(／)/62　56　48　　
14：64(←)/62　52　54　57　64
15：63(／)/67　66　62　68　
※最終追い切り時計のみを数値化。高いほど速い時計という意です。
※連闘・計時不能の場合は50としてカウント。

●中山芝について
　中山は4/14の皐月賞週以来の使用で3ヶ月近く空く。皐月賞週もBコースを使用し、今開催の5日目までBコースが使われる。中間に雨も降っておらず、近年と同じく速い時計の出る高速馬場だろう。シャタリング・エアレーション作業も施されているようなので、どの程度提供があるかは実際の決着時計を見てみないと何とも言えないところはあるが、1秒から2秒近くは速い時計の出る馬場と見る。

◎本命は15.パッシングスルー
　この馬、スローで流れた新馬戦を中団からメンバー中最速の上がりで差し切って勝っており、当時逃げた2着馬は後にニュージーランドT・ユニコーンSを勝つワイドファラオ。ペースを考えればワイドファラオを差し切って能力の片鱗は見せていた。
シンザン記念・フローラSともに4着。シンザン記念は少しペースが速くなり、差し決着。上位馬は中団・後方待機馬が占めたが、中団にいた組の中では最先着と健闘。フローラSはラストもしっかり伸びて0秒1差。直線で抜け出すのに、前の馬を交わすのに少し仕掛けのテンポが遅れた分の差で、よく走っている。
　重賞でも強いところを見せていたので、前走の1勝クラスでは単勝1.3倍の断然人気。力が違ったのも当然だが、レース内容も強かった。平均より速めのペースを先行し、4コーナーでは先頭。そのまま3馬身差をつける内容で、2〜4着馬は中団・後方にいた馬。時計の掛かる馬場だったので時計自体は遅いが、馬場状態を考慮すればタイムは優秀。

　今回、大外枠が少し気になるが、追い切り時計も出て状態も悪くない。オークス2着のカレンブーケドールも強いが、勝ち負け可能と見る。

馬券の中心はこの2頭で良いと思うが、相手が難しくここに向けて状態を一気に上げて来た馬もいるので、手広く買っておきたい。