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ステラマドリッド牝系の出身で、近親にミッキーアイルやアエロリットを持つラッキーライラックを本命に置きます。アエロリットは昨年の同レースで2着の実績があり、母父のフラワーアレーがミスプロの濃厚なクロスを有していることから、中山非根幹の適性はバッチリだと判断しました。父オルフェーヴルが中山と相性の良いノーザンテーストのクロスを持っていることも後押しになっています。

母ライラックスアンドレースはオールウェザーのマイル勝ち馬。ステラマドリッドの牝系からは他に中山牝馬Sを制覇したダイヤモンドビコーも出ています。ラッキーライラックはこれまで阪神、東京、京都、新潟の4場でのみ出走経験があり、中山との相性は未知数。並み居る強豪を振り払って化ける可能性に賭けたいと思いました。

アクシデントのためローズSを回避し、はからずも直行ローテを辿ったこともあって、秋華賞でのパフォーマンスは万全と言い切れるものではありませんでした。オークスでも最後の2Fを伸びきれなかったところを見ると、やはり距離短縮で真価を発揮するタイプ。（オークスってもともと距離適性に疑問があっても実績馬は上位に来るレースですしね）。ベストパフォーマンスを期待できるのはマイル戦なだけに、53という斤量も魅力的です。

相手には母父にファルブラヴを持つステルヴィオと、中山適性ドンピシャのウインブライト。特にウインブライトは、トップハンデを背負って出走した中山金杯で貫禄の差し切り勝ち。そこからさらに斤量が1kg減ることを考えると、やはりこの舞台では抗わずに相手に取るべきだと考えました。

今回は出走頭数も少ないので、ラッキーライラックからステルヴィオ、ウインブライトを相手にとった2頭軸の3連単マルチで勝負したいと思います。