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　土曜午後に降り出す雨も微妙に影響しそうな馬場状況。時計が出て、前が止まらない東京コース（天皇賞・秋、ジャパンＣ）の結果が直結するかは定かではない。さらに人気上位のレイデオロ、キセキが外枠。レイデオロはあまり後方に控えてしまうと、中山の短い直線がマイナスに働く可能性。キセキの外枠も戦術は難しい。位置を取りに押して出すと、引っ掛かる恐れもある。現に今回と同舞台だった３月日経賞（９着）は行きたがって失速。早めに内ラチにつけたいが…。逆に控えて差しに回ると、外々を通らされる危険性もある。無論２頭は外せないが、配当妙味を考えると、主軸には推しにくい。
　◎ブラストワンピースに託す。菊花賞（４着）は超スローが災いして、残り600ｍのスプリント戦。結果的に内枠が災いして位置を下げ、最終３〜４コーナーでは外を通らざるを得ないロスも厳しかった。今回は実績馬２頭より内の８番枠。さらに、２月ゆりかもめ賞（１着＝稍重）から渋めの馬場はプラスになるパワー型でもある。早めに噴かして持続力勝負に持ち込めば、極端な上がり勝負にならない中山コースは初参戦でも味方につけられる。
　相手で穴に妙味は「ミッキー２頭」。スワローは中山巧者。ロケットは雨で湿るようだとパワー型だけにプラスに働く。あと、モズカッチャン。ブラストワンピースと同じ渋化ＯＫのハービンジャー産駒。イン差し浮上の形は一考。