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　香港勢が過去10年で7勝しているのが香港スプリントだ。今年も香港調教馬の層が厚く、上位は地元勢が占めそうだ。前哨戦のG2ジョッキークラブスプリントを含めて重賞3連勝中の上がり馬ホットキングプローンの勢いは認めるが、昨年のこのレースの勝ち馬で、前走ではホットキングプローンより5ポンド重い斤量を背負いながら半馬身差の2着の来たミスタースタニングの方が、力量的には上と見てこちらを本命にとった。

　今季序盤に一頓挫があり、始動戦がG2ジョッキークラブスプリントにずれ込んだものの、そこでしっかりと3着に入ったビートザクロックが相手。もちろん、ホットキングプローンに逃げ切られる可能性もあるが、評価としては単穴までとした。強固な香港勢の一角を崩す可能性があるとしたら、日本から参戦のファインニードルだと思うが、4番手より上の評価はしづらい。