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　スプリントは、やはり地元香港勢が圧倒的だ。近3年では3着以内を独占。今年もそのようなメンバー構成と見ていいだろう。

　昨年の覇者ミスタースタニングは、その後惜敗続きだが、先着されたホットキンブプローン、ビートザクロックらとはかなりの斤量差があった。それでも常に僅差の勝負でもあり、定量戦のここならまず崩れることは考えづらい。

　ホットキングプローンは条件戦から4連勝で重賞も3連勝。前哨戦の香港ジョッキークラブスプリントではミスタースタニングより5ポンド（約2.5kg）軽い斤量で半馬身先着。今度は同斤量になってどうか。前走に引き続いてモレイラ騎手ということなら再度、ということもありそう。

　昨年2着だったディービーピンは、前走香港ジョッキークラブスプリントは9着惨敗だったが、それが10カ月ぶりの復帰戦ということなら巻き返す可能性はある。

　ファインニードルは、春のチェアマンズスプリントプライズが、アイヴィクトリー、ミスタースタニング、ビートザクロック、3頭の接戦からやや離れて4着。それら同じ上位メンバーの中に食い込めるかどうかはちょっと難しいのではないか。