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　土曜段階では、３歳馬ノームコアが終始１番人気。ルメール効果？もあるだろうが、あまりに過熱人気していないか？紫苑Ｓの勝ち時計は１分58秒０。一見速く見えるが、秋の中山開幕週はもともと速い時計が出る。紫苑Ｓがオープン特別時代の11年優勝馬カルマートが１分58秒２、12年優勝馬パララサルーが１分58秒４。そう考えると、１分58秒０が特別優秀な訳ではない。２着マウレア以下は、アーモンドアイとは明らかに力の開きがあった。さらに母の父クロフネで１Ｆ延長がプラスとは？よって、押さえ評価まで。
　ここは強い古馬陣＝４歳馬重視。◎リスグラシューは今秋体が増え、明らかにパワーアップした。昨秋エリザベス女王杯（８着）は後方で仕掛け遅れて不発だったが、上がり３Ｆ33秒７は当時最速。パワーアップして、多少傷んだ馬場も苦にしない。モレイラの強力サポートを得たここは落とせない。
　相手は同期の○モズカッチャン。唯一不安は札幌記念（３着）から間隔が空いた点だけ。穴は▲アドマイヤリード。位置取りで負けた前走・府中牝馬Ｓ（７着）も上がり３Ｆ32秒７を駆使。切れ負けせず、多少荒れ気味の馬場も得意とあれば、浮上して穴演出も。