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　2400mはオーストラリアではあまりメジャーな距離とはいえず、地元で2000m以下で実績を残している馬よりも、やはりヨーロッパのこの距離の路線で活躍している馬からの狙いとなる。

　英ダービー2着があるとはいえ、相手が軽かったGII勝ちのみというザクリフスオブモハーがレーティングで最上位からわずか1差というメンバーなら、重賞勝ちはないものの、ハードウィックSでクリスタルオーシャンに2馬身半差の2着などがあるレッドヴァードンがハンデ（54kg）を生かして勝負になるのではないか。

　実績面では2400mのGII、GIを3連勝中のベストソリューションが断然。トップハンデではあるものの、自身は60kgを背負ってきて今回57.5kgとなるのならかなり楽になる。

　地元勢では、前走でウィンクスの2着と好走し、牝馬とはいえ51.5kgで出走できるヤングスターに、GIアンダーウッドSを勝っているホームズマン、それに日本のチェスナットコート。

　馬券的には、本命にしたレッドヴァードンは人気がないだろうから、ベストソリューションのほうに比重を置くことになる。