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【展開】

ミドルペース

逃げ：9,13,17

先行：2,4,11,16,18

差し：1,5,6,7,8,12,14,15

追込：3,10

 

【メンバーレベル】

★★★★

※過去10年のメンバーレベルを5段階で評価

 

【見解】

１．過去のラップ傾向

NHKマイルはハイペースのになる傾向が強く、コース形態からも差し・追込有利のレース。

同時期に、同じ東京マイルGIである安田記念やヴィクトリアマイルも開催されるが、これらの古馬GIのラップと比較しても、前半はNHKマイルの方が速いラップになっている。

その要因となるのが、3歳春にはスプリントGIがなく、短距離馬もNHKマイルに参戦してくるし、中距離路線で活躍を期待されている場合はダービー、オークスに参戦するため、スピード自慢集結のレースとなり、ペースが速くなってしまう。

そのため、1600M以上もこなせる差し・追込脚質の馬から狙いたい。

 

２．推奨馬

◎アスコリピチェーノ

今年の3歳路線馬は、2歳時にレガレイラがホープフルSを勝ったことや、阪神JFの方が朝日杯FSよりタイム指数が高く出ていることからも、牡馬路線より牝馬路線の方がメンバーレベルは高いと見ている。

その中で、この馬は世代屈指の力を示しているし、デビュー戦、新潟2歳Sの内容を見ても、左回りの方がコーナーの立ち回りがスムーズ。

2000M以上でパフォーマンスを落とすダイワメジャー産駒だけあって、オークスには目も暮れず、NHKマイルに照準を合わせており、叩き2戦目のここなら勝ち負けになるだろう。

 

○ジャンタルマンタル

牝馬路線の方が層が厚いとは記載したものの、皐月賞はハイペース、共同通信杯はスローペースと、全く求められるものが違ったレースでもしっかり好走しており、安定して好走できる点から、馬券には押さえておきたい1頭だ。

皐月賞では早めに抜け出した分後続の目標にはなったものの、展開面を考慮すればかなり強い競馬をしていた。

皐月賞後は至って順調で、気配もすこぶる良い。

 

▲ロジリオン

前走のファルコンS（5着）は、直線壁になって追い出せず完全に度外視して良いレースだった。

クロッカスS、京王杯2歳Sとも、速い時計の決着で、前が止まっていないラップながらも、勝ち負けに食い込んでおり、能力は高い。

マイル戦はデビュー2戦目に経験しており守備範囲で、前走の敗戦で人気が落ちるようなら買い要素は高いだろう。

 

３．能力･適性値、期待値

過去10年の当該レースの勝ち馬の平均値を「100」として算出。

（能力･適性値と期待値）

人気	馬名	能力・適性値	期待値順位
1	アスコリピチェーノ	103	4
2	ジャンタルマンタル	102	5
3	ボンドガール	94	8
4	ゴンバデカーブース	91	11
5	ディスペランツァ	90	10
6	アルセナール	94	7
7	ノーブルロジャー	95	6
8	シュトラウス	91	9
9	ロジリオン	100	1
10	ダノンマッキンリー	99	2
11	キャプテンシー	80	13
12	チャンネルトンネル	84	12
13	イフェイオン	76	15
14	ウォーターリヒト	95	3
15	マスクオールウィン	69	16
16	アレンジャー	44	18
17	ユキノロイヤル	73	14
18	エンヤラヴフェイス	65	17

（算出項目）

〇過去のレース内容（馬場状態を鑑みたタイム分析、展開面・通った位置を鑑みたパフォーマンス、不利・掛かりの有無）

〇調教（当該週の馬場を鑑みた時計、過去との内容比較）

〇騎手（馬・コースとの相性、展開面における騎乗傾向）

〇調教師（コース・距離、レース、騎手など複合的な相性）

〇コース・距離適性

〇展開適性

〇馬場適性

〇馬体適性

〇調整過程（ローテーション、得意時期）

〇状態面（前走状態からの変化）

など