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中山12R 春雷S（L）

◎3 サーマルウインド
〇7 カルネアサーダ
▲13 サトノレーヴ

【先行負荷小・差し負荷大】（前残りゾーン）

　皐月賞後に行われることがポイントで、差し決着になる皐月賞を受けて、1200 mながら先行争いが激化しない可能性が高い。メンバー的にもダッシュ力が抜けているカルネアサーダの存在により、隊列がスンナリ完成するだろう。ポジションを確保してそのまま押し切る競馬が見込める馬が好走するレースを想定。

【評価馬】

　ポジションを確保してそのまま押し切る競馬が見込める馬
→サーマルウインド、カルネアサーダ、サトノレーヴ

【軽視馬】

　人気想定馬では該当ナシ

◎3 サーマルウインド

　パワーを要する馬場での雪崩れ込み決着に滅法強い馬。前走ターコイズS（6着）は、軽いスピードが問われる苦手な条件で決め脚負け。初の1200 m参戦にはなるが、馬場・展開想定から1200 m質の基礎スピード性能が問われないレースを想定（1400 m質の立ち回り決着）しているので、2走前信越S（1着）での好走実績がむしろ評価材料となる。また初速が速いので、カルネアサーダのイン3を引き、立ち回り性能の高さを活かして勝ち負け争いを演じるシーンに期待できる。

〇7 カルネアサーダ

　テンのダッシュ力を比べても、このメンバー構成ならスンナリハナを叩けるはず。サーマルウインドとのイン前そのまま決着を想定して評価。前走淀短距離S（4着）では、外枠逃げから上手く立ち回った上位勢相手に抵抗できており、このクラスでも上位格の存在と呼べるレベルになった。

▲13 サトノレーヴ

　前走阪急杯（4着）は、休養明けながらイン前立ち回り決着を外受けして抵抗。この1200 m短縮でモレイラJは分かりやすいとはいえ、印上位2頭の立ち回り決着の間を割るならこの馬しかいないはず。