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◎5 ウシュバテソーロ〇10 セニョールバスカドール
2022年で断然人気を裏切ったライフイズグッドの失速劇も記憶に新しいように、アメリカ的な追走性能の高さに物を言わせて押し切るのが難しい条件。昨年も先行争い激化により、後方待機のウシュバテソーロが持続力の高さを武器に勝利を収めた。今年は、例年比で前半からガンガン飛ばしていくような面々が揃っているとは感じないが、淀みないペース推移から、メイダンらしい末脚の持続力性能の高さを活かして差し込める馬を評価したい。
なお、例年なら追走スピード質のサウジとタフ質のドバイの出し入れによるアプローチが通用するレースだが、今年のサウジカップデーはタフな馬場コンディションにより、例年ドバイで好走するタイプの好走が目立っていた。これにより、今年についてはサウジカップの結果を鵜呑みにできる状況が完成してしまっているので、ここで差して結果を残したウシュバテソーロとセニョールバスカドールの序列は下げられない。再びこの2頭が中心になる見立ての結論になった。
◎5 ウシュバテソーロ
昨年に引き続き、ドバイWCで必要になる持続力性能の高さを活かした差し脚に敬意を払いたい。前走サウジカップ（2着）は、セニョールバスカドール比較で先に動かざるを得ない状況になり、ターゲットにされた分のハナ差負け。この2頭は双璧だという評価をしている中で差を付けるとすれば、条件替わりによる上積み分でウシュバテソーロの方を上に取りたい。
〇10 セニョールバスカドール
【レース想定・特徴】でも先述した通り、前走サウジカップ（1着）での好走を素直に評価する。起用に立ち回れるタイプの分、コース形態的な要素でサウジ感は強かったので、ウシュバテソーロとの序列の差を見出すならそこになるだろう。
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