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競馬においてコース特性と枠順の有利不利は大きく影響する。特に今回開幕週であり先行有利内有利はレースにも影響を与える。新潟で穴を空けたナスノセイカンは充実一途とのコメントもあるが、前回の新潟大賞典では丸山騎手の得意コースであり、枠順と位置取りの恩恵を十分に受けた結果であると考えている。今回斤量一キロ増でこの枠順となると評価を下げざるを得ない。その新潟大賞典でナスノに頭差遅れた◎トリオンフを本命とした。枠絶好で鞍上強化となればこの馬が何枚か抜けている存在ではなかろうか。実績は見ての通りで鞍上の腕の見せ所だ。対抗には〇サトノノブレス。戦績を見ると二桁ばかりでパッとしないが流石に戦ってきた相手が悪い。戦績のかでも当該コースの阪神では、G1大阪杯、G1宝塚記念、G2阪神大賞典と4着以下に敗れているだけで、一般重賞では十分な戦績となっている。逃げ馬がそろったここでは番手につけても十分競馬になるので、5か月の休み明けで叩き3戦目となれば楽しみな一頭である。
　先行勢からもう一頭△タツゴウゲキ。さすがに9か月の休み明けは評価を下げざるを得ないが、重賞二連勝の実績で鉄砲もそこそこ効くので、この人気ならばねらい目。
　後方勢から▲トリコロールブルー。成長著しい牡４歳、二連勝中で勢いがあり休み明けでも鉄砲が得意。脚が止まった先行勢を差し切れるのはこの中では、この馬ぐらいだろう。位置取り不問の△ストロングタイタンは好調教と鞍上で人気になるだろうがまだオープン未勝利。抑えまでとした。武豊騎乗の注マルターズアポジーは行き脚が抜群なのであっさり逃げ残る場面も想定できるが、今回は目標レースはまだ先と見て今回は馬券からは外してある。