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10アラタ
金鯱賞が行われる中京芝2000mは最初のコーナーまでの距離が約330mと短めのコースで、内枠が有利な舞台です。
加えて3コーナーから4コーナーにかけて緩やかな下り坂になっているため、早い段階からロングスパートになりやすい舞台になります。
コーナー部分でペースが速いと、その区間で外をまわした馬はさらに速いペースで走らなければならず不利が大きくなります。結果、内を立ち回った逃げ、先行馬が非常に有利な舞台です。
昨年の金鯱賞は勝ち馬こそ差して好走しましたが、勝ったのは後に札幌記念を圧勝し、クイーンエリザベス2世Cで2着、天皇賞秋でも3着に好走したプログノーシスなので、能力が抜けすぎていたと考えるのが妥当です。
昨年2着のフェーングロッテンは逃げ馬であり、3着のアラタも最内枠からロスなく先行して好走しました。
このように中京芝2000mで真っ先に考えるのが内を立ち回れる馬。なかでも前目で競馬ができる先行馬を狙うのがセオリーとなっています。
7枠10番 アラタ前走の中山金杯は1コーナーで挟まれ最後方まで下がる強烈な不利あり完全に参考外。2走前のオールカマーは内から4頭分外をまわした上に、展開も向いてない中で13着とこちらも見直し可能な内容だった。もっと先行できる馬のはずで、昨年も3着と好走しているように舞台も良い。人気急落の今回は素直に拾うが吉。
1枠1番 シーズンリッチ前走の菊花賞はそもそも3000mと特殊な距離だけに参考外。2走前の神戸新聞杯は終始折り合いを欠くような走りになっていたし、現状は中距離以下がベターな印象を受けた。ダービーでも0.4秒差、毎日杯ではノッキングポイント相手に先着しているように、ここでも通用する可能性はある。全く人気しないようであればここはおさえる価値ある。
2枠2番 ワイドエンペラー近3走出遅れて後方からの競馬になっているが、すべて上がり最速で好走しておりゲート次第では通用する内容。とはいえすべて3勝クラスでの内容で、今回はG2と格上すぎる。能力は評価しているがさすがに分が悪い。
3枠3番 ドゥレッツァ前走の菊花賞は途中から逃げるような競馬になると、そのまま後続を突き放して0.6秒差の圧勝と強い競馬。ただしイン前が強い競馬になったのは間違いなく、同じく途中から逃げる競馬になったリビアングラス(4着馬)は3勝クラスでも通用しておらず、やや恩恵ある勝利だった。2走前の日本海Sの内容からも重賞で通用するだけの能力は示しているが、さすがに5連勝ともなると人気は確実。前走は着順以上に評価できる内容ではないし、好走率は高いと判断するも単体での期待値は薄い。
4枠4番 プログノーシス前走の香港カップは詰まりながらの競馬で勝ち馬から0.1秒差の5着と勝ちに等しい内容。2走前の天皇賞秋は差し有利の展開になり、最後方付近から差して好走と評価は据え置きの内容だった。タイプ的にどうしても後方になるのでリスクが大きく、昨年は勝ったとはいえ相手が弱かったのは事実。ポテンシャルは一番なので好走率は高そうだが、展開次第ではとりこぼす可能性も十分ある。相手まで。
4枠5番 ブレイヴロッカー前走の京都記念は後方から特に見せ場もなく6着。はじめての重賞だったし、現状は力負けの印象を受けた。3勝クラス勝ちとなったオリオンSは後方の内目をロスなく差して勝利。展開的にはスローからのロンスパ戦でやや前が有利だったし、底見せぬ内容での勝利だった。前走の内容からも上積みが大きいわけではなく、着順以上に評価できる内容でもない。今回もメンバーレベルは高いし、あまり買いたい気持ちにならず。
5枠6番 ヨーホーレイク前走の日経新春杯は後方から差して能力通り。器用なタイプではない上キレ負けするので、上がりがかかる競馬も合っている印象を受けた。今回はまさかの2年ぶりの出走で、さすがに割引は必要と考えるのが妥当なはず。それ以前の走りからも中京芝2000mだと差し遅れするタイプだと思うし、ここは強気になれない。
5枠7番 ヤマニンサルバム前走の中日新聞杯は番手からロスなく運んで勝利。とはいえレースラップ的には緩急の非常に大きい競馬で、比較的先行馬も負荷の強い競馬だった。2ハ氏前のオクトーバーSは最内枠を活かして逃げて好走。展開向いた内容だし、こちらは着順以上に評価はできなかった。とにかく左回りが得意な馬なので、ここ2戦の内容は実力と考えるのが妥当。今回も前走と同じコースなので適性的にも問題ない。ただし近走の内容から人気確実なのと、着順以上に大きく評価できないことからも重めの印は打ちにくい。
6枠8番 バラジ前走の毎日王冠は力負けの内容だが、そもそも瞬発力不足で舞台も合っていない。2走前の新潟記念は直線で進路なく待ってから後方外でやや追い出し後れあっての敗戦と見直し可能な内容だった。OPクラスにあがってから能力を発揮できておらず、見直し可能な内容ばかり。2000mの距離は問題ないだろうし、ポジションも取れる馬なのでロスなく運べれば一発ある。
6枠9番 ノッキングポイント前走の菊花賞は序盤で折り合いかいたし、3〜4コーナーでごちゃついてポジションを下げる不利あり。2走前の新潟記念は内からうまく抜け出して完勝と、強い競馬だった。モーリス産駒らしく気性難なので、現状は距離短縮ローテがベター。2000mに短くなるのは良いし、能力的にも足りるはず。ただし前走が3000mという特殊距離だけに、戦績の並びからはキレイに度外視されてある程度人気しそうな並び。オッズ妙味的に重めの印は打てない。
7枠11番 エアサージュ前走は番手インからロスなく運んで勝利。ペースも前半1000mが62.0秒と遅く、展開が向いた中での勝利だった。2走前のオリオンSでも逃げて好走と恩恵があり、近2走は着順以上に評価できない。脚質的に舞台は向きそうだが、それなりに人気するだろうここは軽視すべきと判断。
8枠12番 ハヤヤッコ前走の中日新聞杯は差し決まる展開の中、後方外目から差して2着と悪くない競馬。展開恩恵があったとはいえ距離ロスもそれなりにあったし、着順なりの能力を感じる内容だった。これまで上がりのかかる競馬が得意なタイプだったが、前走は33秒台の脚が使えているように好走域が広くなった印象がある。後方からの脚質になるので展開に左右されるし、中京競馬開幕週の金鯱賞だとやや分は悪いが、好走する余地はある一頭。
8枠13番 レッドジェネシスさすがに2年半も重賞では好走しておらず、ここでの復活を望むのは厳しい。
///////////////////////// この度はとうけいばの予想を購入していただき誠にありがとうございます。 【印について】 印について、中央競馬と地方競馬で定義が異なりますのでご了承ください。 ■中央競馬の場合 印は予想される複勝回収率ベースです。 <目標値> ◎ 複回値100% 〇 複回値95% ▲ 複回値90% △ 複回値85% 危 複回値65%以下 ■地方競馬の場合 印は予想される複勝回収率ベースです。 中央と異なり、平場の印は指数通りになります。 【危印について】 危印については平場のみ提供しています。 危=過剰人気している馬のことです。 好走しにくい馬ではないことをご理解ください。 ※2022年1月〜2023年10月までの成績 470 - 434 - 423 - 2842 / 4169頭 勝率 11.3% 複勝率 31.8% 単勝回収率 61% 複勝回収率 65% 【買い目について】 買い目は印通りにならない可能性があります。 入稿ミスではありません。 (例) 馬連流しで◎△は買うが、◎〇は買わないなど。
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