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波乱度☆☆☆☆（5段階評価）
WIN5候補順 9.14.7.11.5
小倉大賞典イメージとは裏腹に頭は堅い重賞だと記憶している。実際に過去10年の勝ち馬のうち9頭までが4人気以内だ。
そんなことは毎年WIN5日記をつけている僕にとっては常識中の常識。それでも穴馬に本命を打ってしまうのは僕がオッズに踊らされるオッズダンサーズのセンターを務めているからという理由だけではない。
穴馬も数多く好走していることも併せて記しておきたい。7人気以下は11頭と年に1頭以上のペースで、10人気以下は7頭が波乱の立役者となっている。
たった1頭の穴の勝ち馬は21年11人気のテリトーリアルが先行して押し切った。10人気以下で好走した7頭中4頭が4角3番手以内から穴を開けた。やれやれ。今回の穴狙いもあながち間違っていないかもしれない。
◎ 9 セルバーグ
マイルCSはペースが速く、差し決着を誘発する流れを番手から作って潰れただけの敗戦。京都金杯は強烈にイン有利バイアスが働いており度外視可能。重賞勝ちも展開と馬場に恵まれてのものであることは百も承知だがマイペースならアッと言わせるパフォーマンスが発揮できることは証明した。
今回は距離延長かつハナを主張すると陣営のコメント。他の先行馬はどうだ？前に行けなくなって去勢されてしまったフェーングロッテンや前走Sペースでも残れず距離不安は解消されていないホウオウアマゾン、逃げ得るスピードはもう持ち合わせていないシフルマンあたりか。フェーンの復活さえなければ単騎逃げが見込めそうではないか。舞台は言わずもがな先行有利な1800m戦。外差しを意識して各馬が外を回している間に先頭でゴールしてしまうのは非現実的とも言い切れないのではないか。
○ 14 ゴールドエクリプス
昨夏の小倉記念はイン前残り戦を後方から一頭差しての3着。小倉1800は2戦2勝と得意にしている。前走は物足りないがG1なら仕方なしと割り切る。能力上位というわけでもないが本命とセットを期待するならポジションが取れる軽量の馬という点だけで評価を上げる。今村Jと息の合った同期駆けを画策しているに違いない。
穴 5 クリノプレミアム
前走はコーナーの不利もあったし道中はペースが遅くて折り合いを欠いていた。小回り1800mの距離であればG3でも好走繰り返している条件。前半のペースで折り合いさえクリアすれば本命と共駆けすることも夢ではないかもしれない。
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