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ダイヤモンドＳで要求されるのはスタミナではなく、ラスト1000mのスプリント力。これはJRAの芝長距離重賞にありがちで、近年の天皇賞（春）の見解にもよく書いているように、道中がスローで流れて、結局はラスト1000mを速く走れるかどうかがポイントとなっているため。

もちろん京都ではなく東京の長距離戦なので、そっくりそのまま同じ適性が求められるというわけではないが、ざっくりとしたメカニズムは同じと考えていい。

今回は東京ということで、後半のスプリント力に瞬発力のスパイスを振りかけたようなタイプが狙い目で、前走で34秒台前半以内の上がり、しかも最速上がりをマークしている◎ニシノレヴナント、◎テーオーロイヤル、△サリエラが狙い目。特に中山でラスト1000mが60秒台のレースラップのなか、中団から差してきた◎テーオーロイヤルと◎ニシノレヴナントを本命に推したい。