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◎アルセナール

新馬戦は緩いペースながら道中で促す場面もあり仕掛けの反応も鈍かったがラスト2ハロンくらいからエンジンがかかって最後前を捕らえて抜け出してからもまだ脚が残っていた。スローペースとは言え上り3ハロン加速ラップで走れており素質は示している。姉のナミュール、ラヴェルはスタートに課題があり、道中は行きたがる面もありのり難しさのある血筋ではあるが、この馬は新馬戦に関しては反応が鈍いくらいでまだ素質だけで走っている印象だった。血統的には早熟傾向のエピファネイア×サンブルエミューズの配合だけに1度使ってこの時期の上積みはあると思うので間隔を空けての成長に期待。

○クイーンズウォーク

新馬戦はドスロー前残りで上り33.6秒で届かずの2着、2戦目は終い3ハロン加速ラップで前残りの展開を1頭差し切って完勝。新馬戦からレースぶりの良化があった。持続力の競馬が得意だった半兄グレナディアガーズとは異なるレースぶりで勝ち上がっているが、この馬もキズナ産駒で切れ味だけの競馬よりもペースアップでパフォーマンスを伸ばす可能性は高そう。

馬券は上位評価の2頭の馬連に絞る。上位人気のサフィラは前走が不利なく走って力負けの4着で人気先行の感があり、ルージュスエルテは前進気勢が強すぎで1400mで逃げる競馬しかできていないので距離延長がリスク要因として大きいので軽視。