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レース質と狙い方

高速馬場の東京は、好位から速い上りを計測できる馬が優勢で、後方差しなら内差しが理想。

外差しでは上りが抜けていないと、物理的に間に合わないような高速状態。

このレースでもハイペース高速決着の可能性が高く、狙いは内枠差し馬で時計勝負に対応できる馬。

◎　1サクラトゥジュール

気性的に短縮ローテはプラス。

過去に東京マイルで高速時計勝ち経験あり。時計勝負の関屋記念でも、追い出しが遅れながら0.5秒なら十分な内容なので、対応できるだけのポテンシャルはある。

あとはポジションの問題だったが、この馬にとって絶好枠となる内枠確保。

ロスなく追走して上り勝負に対応できるので、詰まるリスクはあるが、巻き返しの可能性を十分に秘めた穴馬となる。

〇　6マスクトディーヴァ

不器用なタイプで大箱コース歓迎なタイプ。

地力的にもローズSでは、毎日杯で計測したシャフリヤールのレコードを0.9秒更新。

次走秋華賞ではリバティアイランドに0.1秒詰め寄る好内容で、この馬の実力は十分なほど証明されている。

少々忙しい競馬になりそうだが、それでも地力や末脚が抜けているので、好走の可能性は十分と見る。

▲　5ウインカーネリアン

昨年の勝ち馬。昨年の東京新聞杯では、中間息の入らないハイペースで逃げ切っての勝利は非常に強い内容だった。

昨年同様の馬場レベルなので、再現は可能と考えていい。

また、毎日王冠は上り勝負や距離延長が向かないながらも0.3秒5着。

安田記念はハイペース差し有利を逃げて0.7秒なら十分強い内容だった。

自力や適性的に今年も十分期待できるし、万が一マスクトディーヴァが差し遅れる展開になるのなら、この馬が前で残している可能性が高いと見て抑える。

適性チャート