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　1回2回開催小倉芝2000mにベストな調教内容は最終追い切りが坂路馬場で4F目最速ラップを踏むか、最終追いが坂路で3F目12.9秒以下のラップを踏むこと。2023年1月21日の戸畑特別(1勝)は最終追いが栗東坂路で4F目12.2秒の最速ラップを踏んだ単勝31.4倍(9番人気)が1着でした。
　◎ミッキーゴージャスは最終追い切りが栗東坂路で3F目以降が12.7秒、12.2秒で4F目最速ラップ。坂路のダブル最速に該当して、1週前追い切りはCWで2F22.8秒、1Ｆ11.1秒をマークして、これが安田隆行厩舎の狙える追い切りパターンに該当しました。火曜日全休で金曜日輸送の土曜日レースという難しい調整過程でありながら、1週前も最終も質の高い追い切り内容を消化できたことで、重賞初制覇の態勢は整ったと思います。
　○ミスフィガロは最終追い切りが栗東坂路で3F目以降12.8秒、12.5秒で4F目最速ラップを踏みました。近走では最終追いDPが多かったにも関わらず、このタイミングで栗坂の負荷を選択したことが好感。調教タイプが標準多め併用で友道康夫厩舎の狙える追い切りパターンに該当しており、調教内容は完璧といってよいでしょう。
　▲セントカメリアは最終追い切りが栗東坂路で4F目12.5秒の最速ラップ。坂路のダブル最速に該当して、1週前追い切りも栗坂で4F目最速ラップが高野友和厩舎の狙える追い切りパターンに該当。前走1着時もこれに該当していました。
　△エニシノウタは最終追い切りが栗東坂路で4F目12.9秒の最速ラップ。速いラップというよりも持続的なラップを踏むことができる馬で坂路のダブル最速に該当。あとは重賞でも長く脚を使って通用するかどうかだけ。
　☆テリオスマナは最終追い切りが栗東坂路で3F目以降が12.7秒、12.2秒で4F目最速ラップを踏みました。坂路のダブル最速に該当していますが、さすがに格下感は否めません。ただ、過去3年の1回2回開催小倉芝2000mでは単勝回収率310%を誇る松下武士厩舎ですから、軽視もできません。
　あとは武井亮厩舎の狙える追い切りパターンに該当した注アレグロモデラートと国枝栄厩舎の狙える追い切りパターンに該当した注エリカヴィータまで。